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シラバスコード S-170A02-02 ナンバリング Aw102Taf
科目名 共通基盤ワークショップ1B ~「豊かさ」とは何だろう?~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 1B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤基礎 実践的教育対応  ―
配当年次 1年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 平山勉
アクティブラーニング 双方向授業、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、振り返り学習、ICTの活用
科目の位置づけと目的
 共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って、必要な情報を集め、話し合いを進め、意見をまとめ、文章や言葉で伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ、伸ばすことを目的とする。
 基盤WS1では、主に 「受け取る力」 「つなげる力」 の向上を意識した授業を展開し、その達成度の評価を行う。なお、基盤WS1Bは、「メンバーシップ」 「態度」「コミュニティ形成」をキーワードとして授業設計がなされている。
 また、本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

授業の進め方
 このクラスでは、以下の2点を中心にワークショップを展開する。
  ①他国&過去との比較を通じて、日本の経済成長のプロセスを明らかにする。
  ②日本経済の今後の課題とその解決策について考察する。

 また、以下の3ステップでアクティブラーニングを展開する。
  ①ペアワーク
   :要約を突合せを通じて、より良くするためのメンバーシップを高める(第2~5回)。
  ②グループワーク
   :グループワークのなかで、調査・討論・共有に貢献する態度を修得する(第6~11回)。
  ③ポスター・プレゼン
   :自分たちでテーマとメンバーを決めて、仕上げのプレゼンのために協力しながら、
    他のグループとコミュニティを形成する(第12~15回)。
   :他のクラスとの合同プレゼンを予定している。

 予習課題をMoodleで提出することが必須となる。未提出・遅着などのないように注意されたい。


課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
 予習課題については、コメントなどを付して授業開始前に返却する。
履修の条件
 本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
教科書
 特になし。
参考書
 特になし。
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (a.受け取る力) 授業時間外の調査を、適切にまとめることができる。 要約力を活用して、調査内容をプレゼン資料として仕上げている。
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (f.つなげる力) グループワークに積極的に参加して、他者と協力することができる。 他者とのコミュニケーションを密にして、グループワークを活気づけている。
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (e.伝える力) 調査の内容を、ていねいにプレゼンすることができる。 調査内容をふまえて、自分の意見を論理的に伝えている。
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (c.進める力) グループワークを通じて、主体性を発揮することができる。 グループワークを通じて、他者の主体性も引き出している。
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (b.深める力) 調査の内容を、グループワークで活用することができる。 メンバーの考えを俯瞰的に整理して、グループワークを良質なものにしている。
他者との議論を通じて自らを振り返り、改善することができる (d.高める力) グループワークを通じて、新しい気づきを得ることができる。 新しい気づきをふまえて、取り組むべき課題を自分のなかに見出し、その解決に努力している。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 20 20 20 20 20
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力 20 20 20 20 20
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
ガイダンス
:この授業の進め方
復習1 授業のふり返り 1
要約の作法
:要約・要旨・概要
復習2 授業のふり返り 2
幸福・成功・豊かさ①
:幸福をどのように比較するのか?
予習3 予習ワーク 1
復習3 ペアワークと解説のふり返り 1
幸福・成功・豊かさ②
:何が成功で、何が失敗なのか?
予習4 予習ワーク 1
復習4 ペアワークと解説のふり返り 1
幸福・成功・豊かさ③
:豊かさをどのように定義するのか?
予習5 予習ワーク 1
復習5 ペアワークと解説のふり返り 1
人口問題
:人口減少社会の未来
予習6 予習課題の調査 1
復習6 グループワークのふり返り 1
公衆衛生と健康①
:乳児死亡率・平均余命・BMI
予習7 予習課題の調査 1
復習7 グループワークのふり返り 1
公衆衛生と健康②
:医療制度とパンデミック
予習8 グループ課題の調査 1
復習8 グループワークのふり返り 1
インフラと経済成長
:インフラは活用されているのか?
予習9 予習課題の調査 1
復習9 グループワークのふり返り 1
10 教育と経済活動①
:読み・書き・そろばん
予習10 予習課題の調査 1
復習10 グループワークのふり返り 1
11 教育と経済活動②
:熟練労働と賃金・所得
予習11 グループ課題の調査 1
復習11 グループワークのふり返り 1
12 日本経済の課題とその解決①
:重要な課題は何だろうか?
予習12 予習課題の調査 1
復習12 グループワークのふり返り 1
13 日本経済の課題とその解決②
:課題をどう解決するのか?
予習13 グループ課題の調査 1
復習13 グループワークのふり返り 1
14 日本経済の課題とその解決③
:どのようにプレゼンするのか?
予習14 グループ課題の調査 1
復習14 グループワークのふり返り 1
15 日本経済の課題とその解決④
:ポスター・プレゼン
予習15 グループ課題の調査・プレゼンの準備 1
復習15 プレゼンのふり返り 1
16 まとめ 復習16 全回のふり返り 1
主担当教員のオフィスアワー
木曜日 5コマ 4207室(平山研究室)

hirayama@la.shonan-it.ac.jp

※メールで問い合わせる際は、必ず大学g-mailアドレスから送信すること。また、件名に授業名を明記し、本文の最初に氏名を記すこと。

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