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シラバスコード S-170A02-04 ナンバリング Aw102Taf
科目名 共通基盤ワークショップ1B ~マインドスポーツ(テーブルゲーム)の考案~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 1B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤基礎 実践的教育対応  ―
配当年次 1年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 是石直文
アクティブラーニング 双方向授業、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、実習
科目の位置づけと目的
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って、必要な情報を集め、話し合いを進め、意見をまとめ、文章や言葉で伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ、伸ばすことを目的とする。
基盤WS1では、主に 「受け取る力」 「つなげる力」 の向上を意識した授業を展開し、その達成度の評価を行う。なお、基盤WS1Aは、「自己・他者理解/自己規律」 「意欲」 「人間関係形成」 をキーワードとして授業設計がなされている。
また、本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。
授業の進め方
スポーツ文化が発展していく過程でマインドスポーツ(頭脳スポーツ)という概念がうまれてきました。これは、ボードゲームやカ
ードゲームは、記憶能力や判断能力などの脳の肉体的能力を使うスポーツであるというものです。このような新たな概念のもとで、
新たなマインドスポーツを考案してみましょう。
本授業は各グループで1つのマインドスポーツを考案し、他のグループ全てが行えるように作成してもらいます。ただし、こちらでは
画用紙やサインペン程度の用具しか準備を行いません。それらを使用して作成するか、その他の現状あるものや持っている知識を最
大限に活かして、実現可能なモノを作成してみましょう。
原則、すべてが協働学習であり、説明書づくりやゲーム作成時の持ち帰り作業などがあります。
〈キーワード〉
マインドスポーツ,カードゲーム,ボードゲーム
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
提出課題については、授業内でフィードバックを行う。また、最終レポートのついては、提出後1週間以内に質問に来れば、評価と内容について説明する。
履修の条件
本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
教科書
使用しない。必要があれば適宜指示する。
参考書
必要に応じて紹介する。
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (a.受け取る力) 情報をあつめ、まとめることができる。 複数の情報を集め、それぞれの立ち位置から精
査し、まとめることができる。
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (f.つなげる力) 周りの人間の指示に従うことができる。
周りの価値観を理解し、それぞれの特性を鑑み
て、効率よく作業が進むようにマネジメントで
きる。
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (e.伝える力) 人前で話ができ、質問に適切にこたえることが
できる。
他者に理解できるように、話し方や書き方を変
化することができる。
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (c.進める力) 周りの状況を見て、指示に従うことができる。 周りの価値観を理解し、それぞれが気持ちよく
取り組めるように、周りを見ながら取り組むこ
とができる。
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (b.深める力) 指示された内容を解決しようとすることができ
る。
常に課題を探しながら、持っている知識で解決
することができないか、また意欲的に知識を深
めることができる。
他者との議論を通じて自らを振り返り改善することができる (d.高める力) 他者の意見を理解しようとすることができる。 厳しい他者評価を、意欲的に理解しようとし、
それを自身の成長へ繋げることができる。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 20 10 20 40 10
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力 20 30 40 10
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 10 40 0 10
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
授業ガイダンス
アイスブレイク
復習1 本日の振り返り 1
スポーツという文化の考察
(テーブルゲームはスポーツか?)
予習2 スポーツ文化について調べる。 2
マインドスポーツに触れる①
カードゲームなど
予習3 指示されたモノのルールを調べ理解する 1
復習3 行ったマインドスポーツを考察する。 1
マインドスポーツに触れる②
ボードゲームなど
予習4 指示されたモノのルールを調べ理解する 1
復習4 行ったマインドスポーツを考察する。 1
マインドスポーツの考察と改善 予習5 行ったマインドスポーツの考察をまとめる。 1
復習5 行ったマインドスポーツの改善策を考える。 1
マインドスポーツの考案
(マインドスポーツを創造する)
予習6 新たなマインドスポーツのアイディアだし。 2
復習6 資料のまとめ 1
中間まとめ
マインドスポーツの考案とまとめ
発表及び意見交換
予習7 発表用資料のまとめ 1
復習7 意見の集約及び対策 2
マインドスポーツ用品の製作:デザイン 予習8 類似製品などを調べる。 1
復習8 制作方法を考える。 1
マインドスポーツ用品の製作:形成 予習9 制作の下準備 1
復習9 製品の仕上げ 3
10 マインドスポーツ用品の製作及びプレイ 予習10 ルールの確認 1
11 成果物の改善
説明書の作成
予習11 説明書の原案の作成 2
復習11 説明書の改善 1
12 成果物を行わせる:第1グループ 予習12 発表準備 1
13 成果物を行わせる:第2グループ 予習13 発表準備 1
14 成果物を行わせる:第3グループ 予習14 発表準備 1
15 成果物,製作工程に関する発表 予習15 発表資料の作成 2
復習15 今回の授業全体を通しての評価 2
16 振り返り
ポートフォリオ作成
予習16 ポートフォリオの仕上げ 2
主担当教員のオフィスアワー
火曜日 3コマ 4230室

koreishi@la.shonan-it.ac.jp

メールでの質問は、必ず大学のg-mailアドレスから送信すること。また、件名に講義名を記入し、内容は簡潔に記し、最後に学生証番号と氏名を必ず入れること。また、Moodleからの連絡は受け付けない。その他、不備があった連絡についても、対応しない。必ず上記に即した形で連絡してくるようにしてください。

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