戻る
シラバスコード S-170A02-08 ナンバリング Aw102Taf
科目名 共通基盤ワークショップ1B ~自分らしくを楽しめるセルフプロデュース~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 1B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤基礎 実践的教育対応  ―
配当年次 1年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 樋栄ひかる
アクティブラーニング プロジェクト型学習、反転授業、双方向授業、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、振り返り学習、ファシリテーターの活用、実習、実技
科目の位置づけと目的
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って、必要な情報を集め、話し合いを進め、意見をまとめ、文章や言葉で伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ、伸ばすことを目的とする。
基盤WS1では、主に 「受け取る力」 「つなげる力」 の向上を意識した授業を展開し、その達成度の評価を行う。なお、基盤WS1Bは、「メンバーシップ」 「態度」「コミュニティ形成」をキーワードとして授業設計がなされている。
また、本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。
授業の進め方
 この授業では、自己や他者との対話・関わりを通して、自身の在り方と向き合い、自分らしい表現方法を学びます。また、自問自答を通して、自分自身の在りたい姿(理想の姿)を明確にし、セルフコーチングを通して、自己の成長のための具体的な行動計画を立て、実践し実行のスタートを切ることを目指します。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
課題はすべてMoodleを介してやり取りするので,フィードバックはMoodleのコメント機能を使用 しておこなう.
履修の条件
本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
教科書
ココロのイロハンドブック(第1回目の授業までにSIT売店にて購入)
参考書
必要に応じて授業中に紹介する。
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (a.受け取る力) 他者の意図を汲み取ろうとする行動や態度が取れ、判断することができる。 言葉では表せれていない他者の意図を汲み取ることができ、そこから考え、判断し、まとめることができる
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (f.つなげる力) 自らの役割を理解し、果たそうとする行動や態度が取れている。 自らの役割を果たし、役割以外のことも自分にできることはないか考え、行動し貢献することができる。
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (e.伝える力) 聴き手を意識した情報や自身の考えを伝えることができる。 聴き手から期待する行動や態度を明確に設定し、そこに向けた情報や自身の考えを伝えることができる。
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (c.進める力) 出された課題の意味を理解し、主体的に取り組むことができる。 自ら課題や問いを見つけ、周囲や教員にもそれを共有し、主体的に進めることができる。
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (b.深める力) 課題の解決手段をまずは自身で模索し、必要な知識や技術を見出すことができる。 課題の解決手段に対していくつかの仮説を立て、実証のための行動をおこし、そこからの学びをフィードバックできる。
他者との議論を通じて自らを振り返り改善することができる (d.高める力) 自身の行動や考えをふりかえり、改善方法を考えることができる。 自身の行動や考えをふりかえり、改善方法を考え、改善のための行動をおこすことができる。
自分自身の本質を理解し、理想の自身を明確にする(e.伝える力) 自己概念を理解し、自分が何者であり、何を目指したいかを明確にでき、それを表現できる力が身についている。 自己概念を理解したうえで、ポーラースターの制作につなげ、自身の在りたい姿をわかりやすくプレゼンテーションできる力が身についている。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 20 40 20 10 10
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力 20 40 20 10 10
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 40 20 10 0 10
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
(この回の授業の目的)
1)自己概念を明確化すること
2)自己概念の探求をはじめる
3)クラスメイトと知り合う

肯定的な自己概念をもつことは、セルフプロデュースにおいて必要なことです。
各人の「自己概念」を探り、自分自身をより深く知ることによって、人間関係においてもよりスムーズでストレスの少ないコミュニケーションをとることができ、聴き手によって話し方を変える必要性もより深く理解できます。
この回は自己概念を様々なゲームを通して探求します。 
復習1 Moodle確認および課題対応 1
第1フェーズ: ココロのイロを学ぶ
(目的)
1)自己の行動特性を潜在意識レベルから理解する
2)他の行動特性を潜在意識レベルから理解し対応の仕方を学ぶ

人間の思考や行動は、主導、感化、安定、分析 という4つの要素の強弱バランスで考えることができます。
この4つの各要素の特性を知り、自分自身にあてはめて自己の行動の特性を知り、強みを強みとして発揮できるコミュニケーション能力を向上させます。また、新しくチーム編成を行い新しい仲間と出逢い知り合います。

予習2 事前にこちらのサイトよりココロのクセとは?
を理解してきてください。

https://www.cocoronoiro.com/movies/
(1)(2)

https://www.cocoronoiro.com/movies/
(3)(4)
1
復習2 Moodle確認および課題対応 1
第1フェーズ:ココロのイロを学ぶ 2
(目的)
1)自己の行動特性を潜在意識レベルから理解する
2)他の行動特性を潜在意識レベルから理解し対応の仕方を学ぶ

前回の授業から、さらに自己のココロのイロを探求します。

アクティブコミュニケーションメソッドで自己の特徴を知る
(目的)
1)コミュニケーション能力の向上の糸口をつかむ
2)クラスメイトとの結束をより深める
3)効果的なフィードバックとはを理解する

下記の能力を、インプロヴィゼーションの様々なゲームを通して、体験しながら自分自身で自分の行動や思考の特徴を知る体験型ワークショップです。

●察する力(洞察する力)
●傾聴する力
●伝える力
●表現する力 

予習3 事前にこちらのサイトよりココロのクセとは?
を理解してきてください。

https://www.cocoronoiro.com/movies/
(3)(4)
1
復習3 Moodle確認および課題対応 1
第1フェーズ:ココロのイロを学ぶ 3
(目的)
1)自己の行動特性を潜在意識レベルから理解する
2)他の行動特性を潜在意識レベルから理解し対応の仕方を学ぶ

この回では、ココロのイロを交流分析の観点からアプローチします。



予習4 Moodle確認および課題対応 1
復習4 Moodle確認および課題対応 1
第2フェーズ: 図書館を遊ぶ

SIT図書館には多くの貴重な蔵書があります。
自身の専門や課題、また興味がなければ手に取らないであろう本たちの活用を通して、「プロデュースする」という視点を体験します。

アクティブコミュニケーションメソッドで他者との関りにおいて自己の特徴を知る

(目的)
1)コミュニケーション能力の向上の糸口をつかむ
2)クラスメイトとの結束をより深める
3)効果的なフィードバックとはを理解する

下記の能力を、インプロヴィゼーションの様々なゲームを通して、体験しながら自分自身で自分の行動や思考の特徴を知る体験型ワークショップです。

●察する力(洞察する力)
●傾聴する力
●伝える力
●表現する力 
予習5 Moodle確認および課題対応 1
復習5 Moodle確認および課題対応 1
第2フェーズ: 図書館を遊ぶ(2)

SIT図書館には多くの貴重な蔵書があります。
自身の専門や課題、また興味がなければ手に取らないであろう本たちの活用を通して、「プロデュースする」という視点を体験します。

アクティブコミュニケーションメソッドで他者との関りにおいて自己の特徴を知る

(目的)
1)コミュニケーション能力の向上の糸口をつかむ
2)クラスメイトとの結束をより深める
3)効果的なフィードバックとはを理解する

下記の能力を、インプロヴィゼーションの様々なゲームを通して、体験しながら自分自身で自分の行動や思考の特徴を知る体験型ワークショップです。

●察する力(洞察する力)
●傾聴する力
●伝える力
●表現する力 

予習6 1
第2フェーズ: 図書館を遊ぶ(3)

SIT図書館には多くの貴重な蔵書があります。
自身の専門や課題、また興味がなければ手に取らないであろう本たちの活用を通して、「プロデュースする」という視点を体験します。

セルフプロデュースとプレゼンテーション

(目的)
1)プレゼンテーションとスピーチの違いについて理解する
2)傾聴力をつけるとプレゼンスキルが向上することを理解する

グループディスカッションと発表
 −プレゼンテーションスキルを身につける必要性について
 −良いプレゼンテーション VS 悪いプレゼンテーション
 −日本語で・・と英語で・・ のプレゼンテーションの違い  

バーバル表現

(目的)
1)話し方をテクニックとして聴き手に合わせて意識して変えることができる 
2)話し方で聴き手を魅了する方法を体験する

聴き手を動かすには、ただ「話す」のではなく、聴き手が聴きたくなるような話し方を自分自身が意識することが大切です。
より聴き手を巻き込むことができるようになるための話し方にポイントをおいた講義と演習を行います。
チーム内でそれぞれが選んだ詩や絵本を朗読する。(聴き手は目を閉じて聴く)

ノンバーバル
(目的)
1)話し方以外の要素が聴き手に大きな影響を与えていることを理解する
2)話し方以外で聴き手に意図を伝える方法をみつける
3)自分の存在そのものが聴き手にどんな影響を与えているか分析する     

聴き手を動かすには、自分自身のノンバーバル(態度、表情、アイコンタクト、ジェスチャー)な聴き手へのメッセージを意識する必要があります。
聴き手を巻き込むことができるようになるための、ノンバーバルなポイントを中心に講義と演習を行います。  
予習7 Moodle確認および課題対応 1
復習7 Moodle確認および課題対応 1
第2フェーズ: 図書館を遊ぶ(4)

SIT図書館には多くの貴重な蔵書があります。
自身の専門や課題、また興味がなければ手に取らないであろう本たちの活用を通して、「プロデュースする」という視点を体験します。

セルフプロデュースとプレゼンテーション

(目的)
1)プレゼンテーションとスピーチの違いについて理解する
2)傾聴力をつけるとプレゼンスキルが向上することを理解する

グループディスカッションと発表
 −プレゼンテーションスキルを身につける必要性について
 −良いプレゼンテーション VS 悪いプレゼンテーション
 −日本語で・・と英語で・・ のプレゼンテーションの違い  

バーバル表現

(目的)
1)話し方をテクニックとして聴き手に合わせて意識して変えることができる 
2)話し方で聴き手を魅了する方法を体験する

聴き手を動かすには、ただ「話す」のではなく、聴き手が聴きたくなるような話し方を自分自身が意識することが大切です。
より聴き手を巻き込むことができるようになるための話し方にポイントをおいた講義と演習を行います。
チーム内でそれぞれが選んだ詩や絵本を朗読する。(聴き手は目を閉じて聴く)


予習8 Moodle確認および課題対応 1
復習8 Moodle確認および課題対応 1
第2フェーズ: 図書館を遊ぶ(5)

SIT図書館には多くの貴重な蔵書があります。
自身の専門や課題、また興味がなければ手に取らないであろう本たちの活用を通して、「プロデュースする」という視点を体験します。
4週にわたっていろんな本に触れた中で、「本とじぶん」を語る時間にしましょう。


ストーリーテリング 1
(目的)
1)聴き手を巻き込み論理的で分かりやすいストーリーの創り方を理解する
2)聴き手にあわせて臨機応変にストーリーを展開できる引出しをつくれる

短い時間で聴き手を説得するには、明確な目的を明瞭に伝える必要があります。

この回では、明確に相手にポイントを伝えるためのストーリーの作り方を学び、簡単な演習を行います。  
予習9 Moodle確認および課題対応 1
復習9 Moodle確認および課題対応 1
10 第3フェーズ: ポーラースターを創る

ポーラースターとは、北極星のこと。昔の人は、自分の頭の上に光る北極星を頼りに旅をしていたとききます。
あなたの頭の上に輝かせていたい理想の人生や姿をコラージュという手法を通して制作し、セルフプロデュースしていくうえでの指針を可視化します。

まず、最初の週は、素材を切り取っていくことを進めます。
予習10 Moodle確認および課題対応 1
復習10 Moodle確認および課題対応 1
11 第3フェーズ: ポーラースターを創る(2)

ポーラースターとは、北極星のこと。昔の人は、自分の頭の上に光る北極星を頼りに旅をしていたとききます。
あなたの頭の上に輝かせていたい理想の人生や姿をコラージュという手法を通して制作し、セルフプロデュースしていくうえでの指針を可視化します。

第2週目は、切り取った素材の配置を考え、さらに素材を集めながら、用紙に配置を考え、貼り付けていく作業になります。
予習11 Moodle確認および課題対応 1
復習11 Moodle確認および課題対応 1
12 第3フェーズ: ポーラースターを創る(3)

ポーラースターとは、北極星のこと。昔の人は、自分の頭の上に光る北極星を頼りに旅をしていたとききます。
あなたの頭の上に輝かせていたい理想の人生や姿をコラージュという手法を通して制作し、セルフプロデュースしていくうえでの指針を可視化します。

第3週目は、仕上げる作業になります。
いつ見ても、「こんな自分を目指しているんだ!」と希望と勇気をくれるポーラースターに仕上がっているように、妥協をゆるさず、とことん細部までこだわってみましょう。

予習12 Moodle確認および課題対応 1
復習12 Moodle確認および課題対応 1
13 第3フェーズ: ポーラースターを創る(4)

ポーラースターとは、北極星のこと。昔の人は、自分の頭の上に光る北極星を頼りに旅をしていたとききます。
あなたの頭の上に輝かせていたい理想の人生や姿をコラージュという手法を通して制作し、セルフプロデュースしていくうえでの指針を可視化します。

第4週目は、仕上げる日です。
いつ見ても、「こんな自分を目指しているんだ!」と希望と勇気をくれるポーラースターに仕上がっていることを確認しましょう。

そして、次の週は仕上がったポーラースターをつかってプレゼンテーションを行います。
自身のポーラースターがほかの人の心を動かすプレゼンになるように、準備をしましょう。

プレゼンテーション実践にむけてのまとめ

(目的)
1)全体で学んだことを振り返り、理解を深める
2)実践に臨める自信をつける
3)聴き手を動かすプレゼンテーションのストーリーが明確になっている
4)聴き手を動かすために伝え方の工夫が明確になっている

◆ 1回〜12回の授業で学んだ要素を活かし3分間で聴き手の心を動かすプレゼンテーションを実践するためにふりかえりとポイントの復習、総合的なまとめを行います。  
予習13 Moodle確認および課題対応 1
復習13 Moodle確認および課題対応 1
14 第3フェーズ: ポーラースターを語る

ポーラースターとは、北極星のこと。昔の人は、自分の頭の上に光る北極星を頼りに旅をしていたとききます。
あなたの頭の上に輝かせていたい理想の人生や姿をコラージュという手法を通して制作し、セルフプロデュースしていくうえでの指針を可視化します。

自身の制作したポーラースターをつかって、他者の心が動くプレゼンテーションを行います。


プレゼンテーション実践
(目的)
1)1回〜13回までを総合的に学んだことを実行できている
2)良き聴き手(コーチ)として、良きフィードバックを与えれるようになっている
3)臨機応変なプレゼンテーションの方法を理解する

この授業で学んだ要素を活かし3分間で聴き手の心を動かすプレゼンテーションを実践するためにふりかえりとポイントの復習、総合的なまとめを行います。 

最終授業として、総合的な学びのふりかえりとこれからの自分自身のプレゼンスの在り方などを共有し合いお互いにフィードバックを行います
予習14 Moodle確認および課題対応 1
復習14 Moodle確認および課題対応 1
15 第3フェーズ: ポーラースターを語る(2)

ポーラースターとは、北極星のこと。昔の人は、自分の頭の上に光る北極星を頼りに旅をしていたとききます。
あなたの頭の上に輝かせていたい理想の人生や姿をコラージュという手法を通して制作し、セルフプロデュースしていくうえでの指針を可視化します。

自身の制作したポーラースターをつかって、他者の心が動くプレゼンテーションを行います。


プレゼンテーション実践
(目的)
1)1回〜13回までを総合的に学んだことを実行できている
2)良き聴き手(コーチ)として、良きフィードバックを与えれるようになっている
3)臨機応変なプレゼンテーションの方法を理解する

この授業で学んだ要素を活かし3分間で聴き手の心を動かすプレゼンテーションを実践するためにふりかえりとポイントの復習、総合的なまとめを行います。 

最終授業として、総合的な学びのふりかえりとこれからの自分自身のプレゼンスの在り方などを共有し合いお互いにフィードバックを行います
予習15 Moodle確認および課題対応 1
復習15 Moodle確認および課題対応 1
16 最後のまとめとふりかえり
復習16 Moodle確認および課題対応 1
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 3コマ 4号館1階 4113教室

樋榮ひかる

ご連絡は、メールで受け付けます。
hikaruhie@gmail.com

(備考)
事前にアポをとっていただけることが望ましいです

シラバス検索トップ