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シラバスコード S-170A02-09 ナンバリング Aw102Taf
科目名 共通基盤ワークショップ1B ~考える力(思考力・決断力)を科学する~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 1B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤基礎 実践的教育対応  ―
配当年次 1年次 学期区分 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 佐藤博之
アクティブラーニング 反転授業、双方向授業、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、振り返り学習、ICTの活用、実習
授業の目的と進め方
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って、必要な情報を集め、話し合いを進め、意見をまとめ、文章や言葉で伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ、伸ばすことを目的とする。

基盤WS1では、主に 「受け取る力」 「つなげる力」 の向上を意識した授業を展開し、その達成度の評価を行う。なお、基盤WS1Aは、「自己・他者理解/自己規律」 「意欲」 「人間関係形成」 をキーワードとして授業設計がなされている。

また、本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

本科目は「考える力=思考力」をキーワードとし、「脳」「学習(学び)」に関する科学調査を通じて、科目の共通目標である「受け取る力」「つなげる力」の向上を目指す授業を展開する。

「脳科学」や「学びの科学」に関する興味関心をクラスメンバーと共有し、様々な問い・疑問をグループで探究し、新たな発見を主体的に体験する授業プログラムである。授業初めの数回は「チームビルディング」に時間をかけ、協働できる(学び合い)雰囲気を形成する。
その後、メインの脳科学/学びの科学をテーマにさまざまな切り口から設定された課題に取組むことによって、興味・関心を拡げると同時に、ロジカルシンキングや基本的なデータ分析ができる力を獲得する。

(担当者からメッセージ)
予習・復習課題や授業中の課題はそれなりのボリュームがあると思いますが、授業の最後には「少し考える力(思考力)が付いたかも」という実感が得られるように、ともに学んでいきましょう。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Moodleを利用する。
履修の条件
本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
教科書
なし
参考書
適宜、授業の中で参考図書を紹介する。
到達目標
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (受け取る力)
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (つなげる力)
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (伝える力)
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (進める力)
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (深める力)
他者との議論を通じて自らを振り返り改善することができる (高める力)
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 20 20 20 20 20
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力 20 20 20 20 20
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
アイスブレイク&授業の進め方 復習1 学修ポートフォリオ 1
チームビルディング:
自己理解・他者理解、人間関係形成のためのワーク
予習2 Moodle確認および課題対応 1
復習2 学修ポートフォリオ 1
課題1:『ABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)の体験・実践』
シリーズ1回目:体験
予習3 Moodle確認および課題対応 1
復習3 学修ポートフォリオ 1
課題1:『ABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)の体験・実践』
シリーズ2回目:実践
脳や学習に関する世界最先端の研究を知る(その1)
予習4 Moodle確認および課題対応 1
復習4 学修ポートフォリオ 1
課題1:『ABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)の体験・実践』
シリーズ3回目:実践
脳や学習に関する世界最先端の研究を知る(その2)
予習5 Moodle確認および課題対応 1
復習5 学修ポートフォリオ 1
課題1に関する全体発表&振り返り 予習6 Moodle確認および課題対応 1
復習6 学修ポートフォリオ 1
課題2:『データ分析の目を養う』
シリーズ1回目:体験
予習7 Moodle確認および課題対応 1
復習7 学修ポートフォリオ 1
課題2:『データ分析の目を養う』
シリーズ2回目:実践
自分の中に”問い”を持つ!
予習8 Moodle確認および課題対応 1
復習8 学修ポートフォリオ 1
課題2:『データ分析の目を養う』
シリーズ3回目:実践
”問い”を深掘りする!
予習9 Moodle確認および課題対応 1
復習9 学修ポートフォリオ 1
10 課題2に関する全体発表&振り返り 予習10 Moodle確認および課題対応 1
復習10 学修ポートフォリオ 1
11 課題3:『チーム活動で”受け取る力”と”つなげる力”の総仕上げ』
シリーズ1回目:
自分の手持ちデータのたな卸し&チームのテーマ決定
予習11 Moodle確認および課題対応 1
復習11 学修ポートフォリオ 1
12 課題3:『チーム活動で”受け取る力”と”つなげる力”の総仕上げ』
シリーズ2回目:
成果物としてのポスター制作(ストーリ検討&確定)
予習12 Moodle確認および課題対応 1
復習12 学修ポートフォリオ 1
13 課題3:『チーム活動で”受け取る力”と”つなげる力”の総仕上げ』
シリーズ3回目:
成果物としてのポスター制作(内容精査&完成)
予習13 Moodle確認および課題対応 1
復習13 学修ポートフォリオ 1
14 課題3に関する全体発表その1
※別クラスとの合同発表交流会も検討
予習14 Moodle確認および課題対応 1
復習14 学修ポートフォリオ 1
15 課題3に関する全体発表その2
※別クラスとの合同発表交流会も検討
予習15 Moodle確認および課題対応 1
復習15 学修ポートフォリオ 1
16 半期授業の振返りレポート課題&自己点検 復習16 学修ポートフォリオ 1
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 5コマ 6213室(佐藤研究室)

・Moodle科目コースのメッセージ機能を利用すること。
・Moodleメッセージは常時受け付ける。

(備考)
・研究室を訪ねる場合は、事前にアポイントメントを取り付けることが望ましい。
・その際、メール本文には学籍番号・氏名を必ず記入すること。
(補記)satohiro(at)center.shonan-it.ac.jp

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