戻る
シラバスコード S-170A02-10 ナンバリング Aw102Taf
科目名 共通基盤ワークショップ1B ~社会問題を解決に導く工学とは~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 1B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤基礎 実践的教育対応  ―
配当年次 1年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 大見敏仁
アクティブラーニング グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、ICTの活用
科目の位置づけと目的
 共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って、必要な情報を集め、話し合いを進め、意見をまとめ、文章や言葉で伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ、伸ばすことを目的とする。
 基盤WS1では、主に 「受け取る力」 「つなげる力」 の向上を意識した授業を展開し、その達成度の評価を行う。なお、基盤WS1Aは、「自己・他者理解/自己規律」 「意欲」 「人間関係形成」をキーワードとして授業設計がなされている。
 また、本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

授業の進め方
 本科目は「社会問題と工学技術」を主題とし、環境問題やエネルギー問題などの人類が解決しなければならない諸問題に対し工学技術がどのように問題解決に寄与できるかを主体的に調査・議論する。またこの過程において、議論や討論を円滑にするためのリーダーシップや、問題の本質を考えるためのクリティカルシンキング及び多面的な事象の捉え方を実践的に身に付けることを狙いとする。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
振返り課題については、moodleにてコメントを付して確認できる状態にする。
履修の条件
 本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
教科書
特になし。
参考書
特になし。
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (a.受け取る力) 与えられた情報を整理し、自分なりの意見を持つことができる。 多角的な視点で情報を分析し、適切に要約できる。
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (f.つなげる力) 自分の役割を理解し、最低限の貢献ができる。 主体的に役割を担い、グループの成果を向上させる働きができる。
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (e.伝える力) 簡潔な言葉で意見を伝え、誤解を招かない表現ができる。 論理的かつ説得力のある表現で、相手に理解させることができる。
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (c.進める力) 指示を理解し、必要最低限の行動が取れる 自ら課題を見つけ、積極的に取り組むことができる。
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (b.深める力) 基本的な問題解決の手順を理解し、応用できる。 創造的な手法を用い、より効率的な解決策を考案できる。
他者との議論を通じて自らを振り返り改善することができる (d.高める力) グループの仲間からの意見を受け入れ、改善点を見出せる。 自らの課題を分析し、継続的に自己成長できる。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 20 20 20 20 20
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力 20 20 20 20 20
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
ガイダンス
授業の進め方
身近な社会問題と工学①
課題選択と現状調査
復習1 授業の振返り 1
身近な社会問題と工学①
問題の現状と本質
予習2 社会問題の調査 1
復習2 授業の振返り 1
身近な社会問題と工学①
先進工学技術の調査・分析
予習3 社会問題の調査 1
復習3 授業の振返り 1
発表会と中間振り返り① 予習4 発表資料作成 1
復習4 授業の振返り 1
身近な社会問題と工学②
課題選択と現状調査
予習5 社会問題の調査 1
復習5 授業の振返り 1
身近な社会問題と工学②
問題の現状と本質
予習6 社会問題の調査 1
復習6 授業の振返り 1
身近な社会問題と工学②
先進工学技術の調査・分析
予習7 社会問題の調査 1
復習7 授業の振返り 1
発表会と中間振り返り②
前半振返り
予習8 発表資料作成 1
復習8 授業の振返り
前半の振返り
1
エネルギー・環境問題と工学①
課題選択と討論
予習9 エネルギー・環境問題の調査 1
復習9 授業の振返り 1
10 エネルギー・環境問題と工学①
分析・調査とまとめ
予習10 エネルギー・環境問題の調査 2
復習10 授業の振返り 1
11 エネルギー・環境問題と工学①
問題の現状と本質
予習11 エネルギー・環境問題の調査 1
復習11 授業の振返り 1
12 発表会と中間振り返り③ 予習12 発表資料作成 1
復習12 授業の振返り 1
13 エネルギー・環境問題と工学②
課題選択と討論
予習13 エネルギー・環境問題の調査 1
復習13 授業の振返り 1
14 エネルギー・環境問題と工学②
分析・調査とまとめ
予習14 エネルギー・環境問題の調査 1
復習14 授業の振返り 1
15 エネルギー・環境問題と工学②
問題の現状と本質
予習15 エネルギー・環境問題の調査 1
復習15 授業の振返り 1
16 発表会とまとめ 予習16 発表資料作成 2
復習16 授業全体の振返り
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 5コマ 6202室

随時、電子メールで質問を受け付ける。
連絡先 ohmi@mech.shonan-it.ac.jp
※メールでの問い合わせの際は,件名に授業名を明記し,本文の最初に学籍番号と氏名を記すこと.
※また,このアドレスからの着信ができるように設定しておくこと.

シラバス検索トップ