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シラバスコード S-170A02-15 ナンバリング Aw102Taf
科目名 共通基盤ワークショップ1B ~モビリティの感動体験をデザインする~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 1B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤基礎 実践的教育対応 実務経験のある教員による科目
配当年次 1年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 鈴木浩
アクティブラーニング 課題解決型学習、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、振り返り学習
科目の位置づけと目的
 共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って、必要な情報を集め、話し合いを進め、意見をまとめ、文章や言葉で伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ、伸ばすことを目的とする。
基盤WS1では、主に 「受け取る力」 「つなげる力」 の向上を意識した授業を展開し、その達成度の評価を行う。なお、基盤WS1Bは、「メンバーシップ」 「態度」「コミュニティ形成」をキーワードとして授業設計がなされている。
また、本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

授業の進め方
 未来社会の街において「人と人を繋げるモビリティ」は必要と考える。本テーマでは、暮らしの中の悦びや笑顔、そして感動を創造する未来のモビリティをデザインする。
尚、大学近隣にあり、スマートタウンとして開発中の藤沢SSTを舞台に未来社会の街を考える。
また、授業計画にある学修内容は進捗状況等によりスケジュールを変更することがある。

 なお、本科目は、モビリティ企業における担当教員(鈴木浩)のデザインの業務経験に基づく実践的教育対応科目である。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
 次の授業のグループワークに向けて、みなさんが見つけた課題を紹介し合い、またその結果をまとめグループの意見として発表する。それに対するコメントを教員が行うが、個人の課題回答に対して質問がある場合には教員に確認すること。
履修の条件
 本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
自ら進んで勉強するという体験を通してのみ、自分の力に出来ると考える。その経験を体感してもらえることに期待している。
是非、受けとるだけではなく、内発的な自己学習を心掛け、高い目標へ向けて自らの能力向上を目指してほしい。
 また、グループワークは社会に出てからも基本となるため、他者の様々な意見に触れて考えを深めながら、グループワークの価値を実感してほしい。
教科書
 必要があれば授業中に指示する。
参考書
 必要があれば授業中に指示する。
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (a.受け取る力) 授業時間外の調査を、適切にまとめることができる。 複数の情報を集め、それぞれの立ち位置から精査し、まとめることができる。
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (f.つなげる力) グループワークに積極的に参加して、他者と協力することができる。 周りの価値観を理解し、それぞれの特性を鑑みて、効率よく作業が進むようにマネジメントできる。
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (e.伝える力) 調査の内容を丁寧にプレゼンし、質問に適切にこたえることができる。 他者に理解できるように、話し方や書き方を変化す
ることができる。
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (c.進める力) グループワークを通して、主体性を発揮することができる。 周りの価値観を理解し、それぞれが気持ちよく取り組めるように、周りを見ながら取り組むことができる。
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (b.深める力) 調査の内容を、グループワークで活用することができる。 課題を明確にした上で、その課題を丁寧に分析し、複数の解決方法を見出しながら、課題を解決することができる。
相手の意見や考えを
他者との議論を通じて自らを振り返り改善することができる (d.高める力) グループワークを通して、新しい気づきを得ることができる。 厳しい他者評価を、意欲的に理解しようとし、それを自身の成長へ繋げることができる。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 20 20 20 20 20
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力 20 20 20 20 20
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
ガイダンス
:グループ分け
:役割分担の取り決め
未来の私
:目標設定
未来の街
:自動運転・生成AIによる進化
感動体験とは何か 1.
:事例紹介
復習1 授業の振り返り 1
感動体験とは何か 2.
:各自の経験を共有
:進捗発表会
予習2 予習ワーク 2
復習2 グループワークと個人のふり返り 1
藤沢市・藤沢SSTの歴史と現状 1.
:調査・分析
:課題抽出1

予習3 予習課題の調査・分析 2
復習3 グループワークと個人のふり返り 1
藤沢市・藤沢SSTの歴史と現状 2.
:課題抽出2
:資料まとめ
:進捗発表会
予習4 予習課題の調査・分析 2
復習4 グループワークと個人のふり返り 1
藤沢SSTの未来に向けた コンセプト 1.
:モビリティの領域や種類を選定
:得られる感動体験とは
予習5 予習課題の調査・分析 2
復習5 グループワークと個人のふり返り 1
藤沢SSTの未来に向けた コンセプト 2.
:モビリティの領域や種類を選定
:得られる感動体験とは
:進捗発表会
予習6 予習課題の調査・分析 2
復習6 グループワークと個人のふり返り 1
藤沢SSTの未来に向けた アイデア 1.
:個人でのアイデア展開
:グループワークによるアイデア展開
予習7 予習課題の調査・分析 2
復習7 グループワークと個人のふり返り 1
藤沢SSTの未来に向けた アイデア 2.
:個人でのアイデア展開
:グループワークによるアイデア展開
:進捗発表会
予習8 予習課題の調査・分析 2
復習8 グループワークと個人のふり返り 1
中間発表会に向けた資料作り
:グループ提案の全体まとめ
:個人提案のまとめ
予習9 予習課題の調査・分析 2
復習9 グループワークと個人のふり返り 1
10 中間発表会
:グループ全体と個人の提案
予習10 予習課題の調査・分析 2
復習10 グループワークと個人のふり返り 1
11 藤沢SSTの未来に向けた ビジュアル化 1.
:簡単なスケッチやイメージ図の作成
予習11 予習課題の調査・分析 2
復習11 グループワークと個人のふり返り 1
12 藤沢SSTの未来に向けた ビジュアル化 2.
:簡単なスケッチやイメージ図の作成
:進捗発表会
予習12 予習課題の調査・分析 2
復習12 グループワークと個人のふり返り 1
13 藤沢SSTの未来に向けた 具体化計画
:予算や施工の計画など。
:具現化に向けたプロセスを思考する。
予習13 予習課題の調査・分析 2
復習13 グループワークと個人のふり返り 1
14 資料作り
:グループ全体と個人の最終提案を仕上げる
予習14 予習課題の調査・分析 2
復習14 グループワークと個人のふり返り 1
15 最終プレゼンテーション
:終了後にグループワークのまとめを実施する。
:個人の成果と課題など。
予習15 プレゼンテーションの準備 2
復習15 グループワークと個人のふり返り 1
16 まとめと振り返り
:受講を終え、全体を通した感想や今後に向けた抱負など。
予習16 全体のふり返り 2
復習16 全体のまとめ 1
主担当教員のオフィスアワー
水曜日 1コマ 鈴木浩研究室

鈴木浩研究室 H209:水曜日 1コマ(9:00~10:30)、訪問の際は事前にメール連絡をすること。 メールアドレス:suzukih@center.shonan-it.ac.jp
※メールでの問い合わせの際は、件名に授業名を明記し、本文の最初に学籍番号と氏名を記すこと。

(備考)
特になし

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