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シラバスコード S-170A02-16 ナンバリング Aw102Taf
科目名 共通基盤ワークショップ1B ~プラスチックについて学ぶ~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 1B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤基礎 実践的教育対応  ―
配当年次 1年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 森井亨
アクティブラーニング 反転授業、双方向授業、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、振り返り学習、ICTの活用
科目の位置づけと目的
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って、必要な情報を集め、話し合いを進め、意見をまとめ、文章や言葉で伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ、伸ばすことを目的とする。
基盤WS1では、主に 「受け取る力」 「つなげる力」 の向上を意識した授業を展開し、その達成度の評価を行う。なお、基盤WS1Bは、「メンバーシップ」 「態度」「コミュニティ形成」をキーワードとして授業設計がなされている。
また、本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

授業の進め方
 本講義では、現代社会において不可欠な存在であるプラスチックについて、多角的な視点から議論を深めます。プラスチックの利便性、多様な種類、製造プロセス、環境への影響、リサイクル技術、そして持続可能な未来に向けた新たな素材や技術開発など、幅広いテーマを取り上げます。毎回の授業で行われるグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション、レポート作成などを通じて、プラスチックに関する知識を深め、批判的思考能力とコミュニケーション能力を養うことを目指します。
 授業は、毎回のテーマについての事前調査を前提とし、それを元にグループワークとプレゼンテーションをおこなう形で進めます。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
基本的に講義の中で予習課題のプレゼンテーションを行なってもらい、その場でコメントを返す予定です。
履修の条件
本科目は必修科目です。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されています。
教科書
使用しません。必要に応じて資料を配布することがありますが、基本的に自ら、あるいはグループでの調べ学習となります。
参考書
必要に応じて授業中に紹介します。
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (a.受け取る力) 単一視点で情報を収集することができる 複数観点で収集した情報に対してそれらの内容を分析し、かつ統合的視点でまとめることができる
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (f.つなげる力) チーム活動の中で受動的な役割理解のもと、プロジェクト推進に参加することができる チーム活動の中で自らの役割を理解し、メンバーと協働してプロジェクト推進に資する重要な内容を分析・考案・他実行することができる
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (e.伝える力) コミュニケーションの場面で、言葉や表現の不十分さや情報の不明瞭さがあるが、最低限の伝達ができる 論理的な構成と的確な言葉選びによって、伝えたいメッセージを効果的に伝え、かつ状況に合わせた柔軟な対応ができる
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (c.進める力) 目標達成のための計画を立てることが難しく、行動する際には指示待ちの傾向がある 目標達成のために適格な状況判断で適切な計画を立て、目標達成のためのステップを主体的に行動することができる
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (b.深める力) 問題や課題を分析し、解決手段を見出す努力が見られる 問題や課題を的確に分析し、解決手段を見出すことができる
他者との議論を通じて自らを振り返り改善することができる (d.高める力) 自らの立場や意見に固執する状況が多く、他者の意見や経験に対して理解不足が感じられる 自らの認識や価値観を柔軟に見直し、他者の視点や経験に敏感に反応し、自己の理解を深めることができる
プラスチックとは何か理解し、その利点・欠点に対する自らの考えを確立する(g.知識・理解) プラスチックとは何か、他の材料との違いを簡単に説明できる プラスチックの構造、特徴、利点・欠点に関して自らの考えを説明できる
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 10 30 40 20
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力 10 50 20 20
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 10 40 20 10 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
講義の進め方
アイスブレイク
復習1 授業中の取り組みに対する振り返り 1
プラスチックとは何か 予習2 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習2 授業中の取り組みに対する振り返り 1
プラスチックの利点と用途 予習3 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習3 授業中の取り組みに対する振り返り 1
プラスチックと資源問題1 予習4 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習4 授業中の取り組みに対する振り返り 1
プラスチックと資源問題2 予習5 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習5 授業中の取り組みに対する振り返り 1
プラスチックのリサイクル1 予習6 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習6 授業中の取り組みに対する振り返り 1
プラスチックのリサイクル2 予習7 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習7 授業中の取り組みに対する振り返り 1
中間まとめ 予習8 中間まとめの作成 1
復習8 中間まとめに対する考察 1
生分解性プラスチック1 予習9 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習9 授業中の取り組みに対する振り返り 1
10 生分解性プラスチック2 予習10 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習10 授業中の取り組みに対する振り返り 1
11 バイオプラスチック1
予習11 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習11 授業中の取り組みに対する振り返り 1
12 バイオプラスチック2 予習12 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習12 授業中の取り組みに対する振り返り 1
13 プラスチックによる環境問題1 予習13 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習13 授業中の取り組みに対する振り返り 1
14 プラスチックによる環境問題2 予習14 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習14 授業中の取り組みに対する振り返り 1
15 プラスチックによる環境問題3 予習15 与えられたテーマに対する調査
調査結果のまとめと提出
1
復習15 授業中の取り組みに対する振り返り 1
16 最後のまとめと発表
予習16 最終発表の準備 1
復習16 授業全体の振り返り 1
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 5コマ 9410室

Moodleのメッセージ機能を用いて連絡すること。

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