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シラバスコード S-170A02-17 ナンバリング Aw102Taf
科目名 共通基盤ワークショップ1B ~対人関係とコミュニケーション~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 1B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤基礎 実践的教育対応  ―
配当年次 1年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 豊田賀子
アクティブラーニング 課題解決型学習、双方向授業、グループワーク、プレゼンテーション、振り返り学習、ICTの活用
科目の位置づけと目的
 共通基盤ワークショップ(基盤WS)は,各テーマに沿って,必要な情報を集め,話し合いを進め,意⾒をまとめ,⽂章や⾔葉で伝える,というプロセスを繰り返すことで,ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎⽤的能⼒」を⾝につけ,伸ばすことを⽬的とする。
 基盤WS1では,主に「受け取る⼒」「つなげる⼒」の向上を意識した授業を展開し,その達成度の評価を⾏う。なお,基盤WS1Bは「メンバーシップ」 「態度」 「コミュニティ形成」をキーワードとして授業設計がなされている。また,本科⽬はグループワークを基本とする「完全アクティブラーニング形式」である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので,⽋席や遅刻はクラスの⼀員として好ましくない⾏為であることに留意してほしい。

授業の進め方
 本授業は「対人関係とコミュニケーション」を主題とし,自己理解,他者理解や様々なメンタルヘルス等の問題を通じて「より良い対人関係やコミュニケーションとは,どのようなものなのか」について考え,実際に行動につなげることを目的としている。
 授業前半では,様々な個人およびグループワークを通じて自己理解・他者理解についての学習を行う。授業後半では,メンタルヘルス(精神的健康)や現代の対人関係に関する諸問題(いじめなど)について取り上げ,各グループでテーマを選択し,グループ発表を実施する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
提出された課題については,コメントつけて返却する。
履修の条件
本科目は卒業必修科目である。
授業の趣旨を理解の上,無遅刻・無欠席を原則として,積極的な授業参加が期待されている。
教科書
指定しない。
必要に応じて資料を配布する。
参考書
必要に応じて授業中に紹介する。
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (受け取る力) 必要な情報を収集し,まとめることができる。 必要な情報を複数の視点で収集し,まとめることができる。また他者と情報共有していく中で,情報を取捨選択し,得た情報を新しい視点でまとめていくことができる。
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (つなげる力) グループの中で,他のメンバーとの関係性を理解し,自分の役割を考えて行動することができる。 グループの中で他のメンバーとの関係性を理解した上で,そのグループが成長していくために自らがリーダーとなり,他のメンバーと協力,協働していくことができる。
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (伝える力) 他者とコミュニケーションを取る際に,自分の考えを伝えることができる。 他者とコミュニケーションを取る際に,自分の考えや自分の言葉で伝え,相手の理解を得ることができる。さらに,相手の言葉も的確に捉え,円滑で,建設的な議論をすることができる。
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (進める力) 自分が何をしなければならないのかを理解したうえで行動することができる。 自分が何をしなければならないのかを理解するだけではなく,他のメンバーに対しても働きかけ,グループを誘導する行動をとることができる。
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (深める力) 自傷に対する課題を明確にし,課題の解決方法を見出すことができる。 事象に対する課題を明確にした上で,その課題を丁寧に分析し,複数の解決方法を見出し,課題を解決することができる。
他者との議論を通じて自らを振り返り改善することができる (高める力) 自分の意見や考えのみ伝えることができる。 相手の意見や考えを受け止めた上で,自分の意見や考えをブラッシュアップし,新たな視点や意見,考えを見出しさらに議論を深めていくことが出来る。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 20 20 20 20 20
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力 20 20 20 20 20
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
<ガイダンス>
・アイスブレイクと自己紹介
・授業の進め方の説明
・対人関係とコミュニケーションについて
復習1 授業の振り返り 1
<対人関係とコミュニケーション①>
・より良いコミュニケーションとは
・話の聞き方,話し方
予習2 Google Classroom確認および課題対応 1
復習2 授業の振り返り 1
<対人関係とコミュニケーション②>
・グループワーク
・他者との協働
予習3 Google Classroom確認および課題対応 1
復習3 授業の振り返り 1
<自己理解と他者理解①>
・個人ワークとグループワークを通じ,自己理解・他者理解を深める
予習4 Google Classroom確認および課題対応 1
復習4 授業の振り返り 1
<自己理解と他者理解②>
・自己紹介の発表準備(作品制作,プレゼンテーション等)
予習5 Google Classroom確認および課題対応 1
復習5 授業の振り返り 1
<自己理解と他者理解③>
・プレゼンテーション,作品等を活用した自己紹介
・他者の発表を聞き,他者理解を深める
予習6 Google Classroom確認および課題対応 1
復習6 授業の振り返り 1
<現代のメンタルヘル(精神的健康)に関する問題①>
・グループ分け
・テーマの選択
・グループ発表の準備(情報取集)
予習7 グループ発表に向けた準備 1
復習7 グループ発表に向けた準備 1
<現代のメンタルヘル(精神的健康)に関する問題②>
・グループ発表の準備(情報収集・課題発見・問題解決の提案等)
予習8 グループ発表に向けた準備 1
復習8 グループ発表に向けた準備 1
<現代のメンタルヘル(精神的健康)に関する問題③>
・グループ発表の準備
・発表資料の作成
予習9 グループ発表に向けた準備 1
復習9 グループ発表に向けた準備 1
10 <現代のメンタルヘルス(精神的健康)に関する問題④>
・各グループの発表
・意見交換
・グループ活動の振り返り
予習10 グループ発表に向けた準備 1
復習10 授業の振り返りとまとめ 1
11 <対人関係とコミュニケーション③>
・今までのグループワークの振り返り
・グループワーク
予習11 Google Classroom確認および課題対応 1
復習11 授業の振り返り 1
12 <現代の対人関係に関する諸問題①>
・グループ分け
・テーマの選択
・グループ発表の準備(情報取集)
予習12 グループ発表に向けた準備 1
復習12 グループ発表に向けた準備 1
13 <現代の対人関係に関する諸問題②>
・グループ発表の準備(情報収集・課題発見・問題解決の提案等)
予習13 グループ発表に向けた準備 1
復習13 グループ発表に向けた準備 1
14 <現代の対人関係に関する諸問題③>
・グループ発表の準備
・発表資料の作成
予習14 グループ発表に向けた準備 1
復習14 グループ発表に向けた準備 1
15 <現代のメンタルヘルス(精神的健康)に関する問題④>
・各グループの発表
・意見交換
・グループ活動の振り返り
予習15 グループ発表に向けた準備 1
復習15 授業の振り返りとまとめ 1
16 <授業の振り返り> 復習16 授業の振り返り 1
主担当教員のオフィスアワー
金曜日 4コマ 4203室(豊田研究室)

Moodleのメッセージ機能または大学メールアドレスにて連絡をすること。
連絡先:toyoda@la.shonan-it.ac.jp

(備考)
【留意点】
・研究室を訪ねる場合は,事前にアポイントメントを取り付けることが望ましい。
・⽋席の時は,必ず事前に担当教員へ連絡をすること。
・メールの文面には,学籍番号と名前を記すこと。

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