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シラバスコード S-170B01-03 ナンバリング Aw201Tce
科目名 共通基盤ワークショップ2A ~アイデアの作り方プロジェクト~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 2A
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤発展 実践的教育対応  ―
配当年次 2年次 学期区分 前学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 田中秀明
アクティブラーニング プロジェクト型学習、双方向授業、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、振り返り学習
授業の目的と進め方
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って必要な情報を集め、話し合いを通じて意見をまとめ、それらを文章や言葉、プレゼン資料などで伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ伸ばすことを目的とする。

基盤WS2では、主に「伝える力」「進める力」の向上を意識した授業を展開し、それらの達成度を評価する。ただし、共通指標の「6つの汎用的能力」は、相互作用の効果もあることを念頭に、複数要素を含んだ評価となる。
なお基盤WS2Aは、「課題発見力、解決力」「行動計画力、遂行力」「論理的思考力」などをキーワードとして授業設計がなされ、各クラスは「〇〇プロジェクト」という名称になっている。

本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブ・ラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

本テーマでは、「TRIZの発明原理を学び、既に世の中にある発明から、技術的矛盾とその解決法を自ら考えて抽出できるスキルを身に付ける。また、発明原理を基に、自らアイデアを作って纏めるスキルを身に付ける。

〇キーワード:TRIZ、リバースTRIZ、技術的矛盾抽出と解決法の習得、発想力、行動力、学び合い
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
「課題」は“ワークシート(紙ベース)”、あるいは“Moodle”での電子媒体、何れかにて提示される。
フィードバックは提出物に対するコメント付記という形で行われ、それらの返却資料はすべて保管しておく(学修ポートフォリオの一部)ことをルールとする。
履修の条件
本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
教科書
なし。必要に応じてプリントを配布する。
参考書
必要に応じて紹介する。
到達目標
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (受け取る力)
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (つなげる力)
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (伝える力)
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (進める力)
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (深める力)
他者との議論を通じて自らを振り返り、改善することができる (高める力)
プロジェクトに対して、計画力・実行力・修正力・継続力をもって取り組み、その成果を適切な方法で表現することができる
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力 20 20 20 20 20
d:高める力
e:伝える力 20 20 20 20 20
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
【全体ガイダンス】
授業の進め方&クラス編成
予習1
リバースTRIZ@1
・TRIZ40のキーワードのうち、4つのキーワードから発明されている世の中の製品の探索と機能追加に関するトレーニング
予習2 moodleに課題提出 2
リバースTRIZ@2
・TRIZ40のキーワードのうち、4つのキーワードから発明されている世の中の製品の探索と機能追加に関するトレーニング
・TRIZの9画面法の理解とトレーニング
予習3 moodleに課題提出 2
リバースTRIZ@3
・TRIZ40のキーワードのうち、4つのキーワードから発明されている世の中の製品の探索と機能追加に関するトレーニング
・TRIZの原因-結果分析の理解とトレーニング
予習4 moodleに課題提出 2
リバースTRIZ@4
・TRIZ40のキーワードのうち、4つのキーワードから発明されている世の中の製品の探索と機能追加に関するトレーニング
・TRIZの機能-属性分析の理解とトレーニング
予習5 moodleに課題提出 2
リバースTRIZ@5
・TRIZ40のキーワードのうち、4つのキーワードから発明されている世の中の製品の探索と機能追加に関するトレーニング
・特許公報の見方の理解とトレーニング
予習6 moodleに課題提出 2
リバースTRIZ@6
・TRIZ40のキーワードのうち、4つのキーワードから発明されている世の中の製品の探索と機能追加に関するトレーニング
・特許公報の検索方法の理解とトレーニング
予習7 moodleに課題提出 2
リバースTRIZ@7
・TRIZ40のキーワードのうち、4つのキーワードから発明されている世の中の製品の探索と機能追加に関するトレーニング
・興味のある企業が出願している特許公報を調査しTRIZとの関係を分析
予習8 moodleに課題提出 2
リバースTRIZ@8
・TRIZ40のキーワードのうち、4つのキーワードから発明されている世の中の製品の探索と機能追加に関するトレーニング
・興味のある企業が出願している特許公報をTRIZで分析し、企業の技術的強みを分析
予習9 moodleに課題提出 2
10 リバースTRIZ@9
・TRIZ40のキーワードのうち、4つのキーワードから発明されている世の中の製品の探索と機能追加に関するトレーニング
・興味のある企業が出願している特許公報をTRIZで分析し、さらに自分のアイデアを追加するトレーニング
予習10 moodleに課題提出 2
11 リバースTRIZ@10
・TRIZ40のキーワードのうち、4つのキーワードから発明されている世の中の製品の探索と機能追加に関するトレーニング
・自分のアイデアを公知例調査するトレーニング
予習11 moodleに課題提出 2
12 技術的ブレイクスルーを活用したアイデア創生活動のまとめ
・TRIZによるによるアイデアの創生を実施する
予習12 moodleに課題提出 2
13 アイデア創生活動のまとめ報告(レビュー) 予習13 moodleに課題提出 2
14 技術的ブレイクスルーを活用したアイデア創生@チーム活動
・各自アイデアのブラッシュアップ法トレーニング
予習14 moodleに課題提出 2
15 成果発表&討論会(レビュー) 予習15 moodleに課題提出 2
16 ポートフォリオ作成,振り返り,
自己評価&全体講評
予習16 moodleに課題提出 2
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 5コマ 6217田中研究室

連絡先:tanaka@mech.shonan-it.ac.jp

(備考)
メールでの問い合わせに際しては,下記に従うこと;
・大学メールアドレス(g-mail)から発信すること.
・件名には授業名を含めること.本文の最初に学籍番号と氏名を記すこと.
・上記教員アドレスからの着信ができるように設定しておくこと.

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