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シラバスコード S-170B01-07 ナンバリング Aw201Tce
科目名 共通基盤ワークショップ2A ~ネオ・ディジタルエンターテインメントプロジェクト(a)~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 2A
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤発展 実践的教育対応  ―
配当年次 2年次 学期区分 前学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 森貴彦
アクティブラーニング 課題解決型学習、プロジェクト型学習、双方向授業、グループワーク、プレゼンテーション、ICTの活用、実験、実習
授業の目的と進め方
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って必要な情報を集め、話し合いを通じて意見をまとめ、それらを文章や言葉、プレゼン資料などで伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ伸ばすことを目的とする。

基盤WS2では、主に「伝える力」「進める力」の向上を意識した授業を展開し、それらの達成度を評価する。ただし、共通指標の「6つの汎用的能力」は、相互作用の効果もあることを念頭に、複数要素を含んだ評価となる。
なお基盤WS2Aは、「課題発見力、解決力」「行動計画力、遂行力」「論理的思考力」などをキーワードとして授業設計がなされ、各クラスは「〇〇プロジェクト」という名称になっている。

本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブ・ラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

この授業は電子工学実験・実習を行いながら進めるので、学生の理解と進度状況によっては,各項目の時間配分を変更することを了解頂きたい。

本科目では、National Instruments 社製、 myRIOを利用した電子工学実験・実習を通した「ネオ・ディジタルエンターテインメントの企画、試作」を目標とする。
myRIOは、組み込みデバイスの学生トレーニングのために開発された教育用のシステムで、デュアルコアARM Cortex‐A9プロセッサとアナログ入力、アナログ出力、デジタルI/Oライン、LED、押しボタン、オンボード加速度計、Xilinx FPGA、Wi-Fiなどが搭載されている。
将来、IoTや組み込み用プロセッサの開発などに携わりたい学生は、ぜひ参加してほしい。

〇キーワード :IoT、組み込み用コンピュータ
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
「課題」は“ワークシート(紙ベース)”、あるいは“Moodle”での電子媒体、何れかにて提示される。
フィードバックは提出物に対するコメント付記という形で行われ、それらの返却資料はすべて保管しておく(学修ポートフォリオの一部)ことをルールとする。授業中に行う。
履修の条件
本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
IoTコースに参加していること。もしくは、IoTや組み込み用プロセッサに関して興味が高く、学習意欲意欲が高いこと。
教科書
必要に応じて紹介する。
参考書
池上恵理著,Kawaii電子工作,オーム社,ISBN:978-4-274-22452-2
到達目標
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (受け取る力)
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (つなげる力)
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (伝える力)
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (進める力)
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (深める力)
他者との議論を通じて自らを振り返り、改善することができる (高める力)
myRIOを利用した、IoT、 組み込みコンピュータシステムを構築できること
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力 20 20 20 20 20
d:高める力
e:伝える力 20 20 20 20 20
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
【全体ガイダンス】
授業の進め方&クラス編成
全体ガイダンス&授業の進め方
予習1 Moodle確認 [0.5] [0.5]
復習1 各テーマの示指内容 [0.5] [0.5] 1
アイスブレーク
うまくやれるペアを探してみよう
予習2 Moodle確認および課題対応 1
復習2 学修ポートフォリオ 1
Cloud LaTeXの練習,環境設定,
はじめてのLabVIEWのプログラミング
予習3 Moodle確認および課題対応 1
復習3 学修ポートフォリオ 1
ブレッドボード、LED、FETと遊ぼう
はじめてのMyRIOのプログラミング
RGB LEDテープを自由に光らせよう
予習4 Moodle確認および課題対応 1
復習4 学修ポートフォリオ 1
【3コマ】RGBLED テープを自由な色で光らせよう
スターターキットから選んで実験・実
習しよう
【4コマ】PROGコンピテシー試験
大教室に移動して実施予定?
予習5 Moodle確認および課題対応 1
復習5 学修ポートフォリオ 1
・YouTubeでLabVIEW関係を検索して、entertainmentの種となるものの調査をしよう
・RGBLED テープを自由な色で光らせよう
・LabVIEWで作成されたゲームで遊んで、ネオ・ディジタルエンターテイメントに使えそうなものの検討をしよう
・Cloud LaTeXでレポートとしてまとめよう
予習6 Moodle確認および課題対応 1
復習6 学修ポートフォリオ 1
・今まで、行った電子工学実験や調査などの活動から提案できるネオ・デジタルエンターテインメントについて、各班でまとめよう 予習7 Moodle確認および課題対応 1
復習7 学修ポートフォリオ 1
【3コマ】各班発表準備
【4コマ】成果発表&討論会
予習8 Moodle確認および課題対応 1
復習8 学修ポートフォリオ 1
・myrio, スターターキット、メカトロキット、組み込みキット、マイクロホン、ドットLEDマトリクス、ジャイロセンサなどから選んで実験・実習しよう 予習9 Moodle確認および課題対応 1
復習9 学修ポートフォリオ 1
10 ・myrio, スターターキット、メカトロキット、組み込みキット、マイクロホン、ドットLEDマトリクス、ジャイロセンサなどから選んで実験・実習しよう 予習10 Moodle確認および課題対応 1
復習10 学修ポートフォリオ 1
11 ・LabVIEWで作成されたゲームと今までの電子工学実験を組み合わせてネオ・ディジタルエンターテイメントを考えてみよう 予習11 Moodle確認および課題対応 1
復習11 学修ポートフォリオ 1
12 ・myRIOを使ったネオ・デジタルエンターテインメントの試作その1 予習12 Moodle確認および課題対応 1
復習12 学修ポートフォリオ 1
13 ・myRIOを使ったネオ・デジタルエンターテインメントの試作その2 予習13 Moodle確認および課題対応 1
復習13 学修ポートフォリオ 1
14 ・成果発表会に向けて、プレゼンの準備とCloud LaTeXで最終レポートをまとめよう 予習14 Moodle確認および課題対応 1
復習14 学修ポートフォリオ 1
15 【3コマ】各班発表準備
【4コマ】成果発表&討論会
予習15 Moodle確認および課題対応 1
復習15 学修ポートフォリオ 1
16 ポートフォリオ作成,振り返り,
自己評価&全体講評
復習16 学修ポートフォリオ 1
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 5コマ 5404室

月曜日・16時20分から17時50分・5号館5404室
①mori(at)elec.shonan-it.ac.jp ※(at)→@
②Moodle のメッセージ機能

(備考)
〇研究室を訪ねる場合は事前にメールでアポイントメントを取り付けること。
 その際、メール本文には学籍番号・氏名を必ず記入すること。
〇Moodleメッセージ,メールは常時受け付ける。

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