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シラバスコード S-170B01-08 ナンバリング Aw201Tce
科目名 共通基盤ワークショップ2A ~経済視点から社会を考察するプロジェクト~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 2A
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤発展 実践的教育対応  ―
配当年次 2年次 学期区分 前学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 小野浩孝
アクティブラーニング 課題解決型学習、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、ICTの活用
授業の目的と進め方
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って必要な情報を集め、話し合いを通じて意見をまとめ、それらを文章や言葉、プレゼン資料などで伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ伸ばすことを目的とする。

基盤WS2では、主に「伝える力」「進める力」の向上を意識した授業を展開し、それらの達成度を評価する。ただし、共通指標の「6つの汎用的能力」は、相互作用の効果もあることを念頭に、複数要素を含んだ評価となる。
なお基盤WS2Aは、「課題発見力、解決力」「行動計画力、遂行力」「論理的思考力」などをキーワードとして授業設計がなされ、各クラスは「〇〇プロジェクト」という名称になっている。

本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブ・ラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

本テーマでは、日本経済新聞の経済コラム記事などを教材とし、今まさに焦点が当てられている経済問題について、その課題の背景の調査と解決策等の考察を行う。

本プロジェクトを遂行することにより、社会人として経済活動を行うにあたって必須となる基礎用語を習得することに加え、日本社会をリードする識者の様々な経済視点を学んで、複雑な現代社会をさまざまな経済側面から深堀りする力を高める。そして、社会人として活動する場で役に立つ能力、例えば、会社の上司や取引先と経済談義ができる力などの、経済的素養を身につけることをめざす。

扱う題材は、需要と供給、資本と市場、貨幣、為替、銀行、貿易と国際経済、財政と経済政策など、多岐にわたる。

〇キーワード: 経済視点、調査力、考察力
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
課題はMoodle又は授業中に配布資料等で提示される。
フィードバックは発表に対するコメントという形で行われ、授業中に行う。
履修の条件
本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
教科書
「図解 とりあえず日経新聞が読める本」山本 博幸 ディスカヴァー・トゥエンティワン ISBN978-4799322475
参考書
なし
到達目標
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (受け取る力)
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (つなげる力)
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (伝える力)
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (進める力)
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (深める力)
他者との議論を通じて自らを振り返り、改善することができる (高める力)
プロジェクトに対して、計画力・実行力・修正力・継続力をもって取り組み、その成果を適切な方法で表現することができる
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力 20 20 20 20 20
d:高める力
e:伝える力 20 20 20 20 20
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
【全体ガイダンス】
授業の進め方 & クラス編成
復習1 Moodle確認 1
【以降はテーマ別活動】
課題説明 & チームビルディング
復習2 Moodle確認、不明事項の質問 1
日本経済新聞(日経)を読んでみる 復習3 読み方の再確認 1
グループワーク1 ① 基本の経済数字の調査 予習4 教科書を読む 1
復習4 調査結果の再確認 1
グループワーク1 ② 調査内容のグループ展開・考察 予習5 グループ展開内容の考察 1
復習5 グループ考察結果の再確認 1
グループワーク2 ① 各種経済データの調査 予習6 教科書を読む 1
復習6 調査結果の再確認 1
グループワーク2 ② 調査内容のグループ展開・考察 予習7 グループ展開内容の考察 1
復習7 グループ考察結果の再確認 1
グループワーク3 ① 経済深読みのための数値の調査 予習8 教科書を読む 1
復習8 調査結果の再確認 1
グループワーク3 ② 調査内容のグループ展開・考察 予習9 グループ展開内容の考察 1
復習9 グループ考察結果の再確認 1
10 グループワーク4 ① コラムの内容把握、用語調査、課題の背景調査 予習10 コラムを読む 1
復習10 用語調査、背景調査結果の再確認 1
11 グループワーク4 ② 解決策等の考察・まとめ 予習11 課題や解決法の考察、まとめの草案を作成 1
復習11 まとめ内容の振り返り 1
12 グループワーク5 ① コラムの内容把握、用語調査、課題の背景調査 予習12 コラムを読む 1
復習12 用語調査、背景調査結果の再確認 1
13 グループワーク5 ② 解決策等の考察・まとめ 予習13 課題や解決法の考察、まとめの草案を作成 1
復習13 まとめ内容の振り返り 1
14 グループワーク6 ① コラムの内容把握、用語調査、課題の背景調査 予習14 コラムを読む 1
復習14 用語調査、背景調査結果の再確認 1
15 グループワーク6 ② 解決策等の考察・まとめ 予習15 課題や解決法の考察、まとめの草案を作成 1
復習15 まとめ内容の振り返り 1
16 ポートフォリオ作成,振り返り,自己評価&全体講評 予習16 学修ポートフォリオ 1
復習16 学修ポートフォリオ 1
主担当教員のオフィスアワー
木曜日 3コマ 5号館4階5401室(小野研究室)

メールの場合は以下のアドレスへ連絡する。
小野: ono@elec.shonan-it.ac.jp

(備考)
メールには「学籍番号」および「氏名」を明記すること。

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