共通基盤ワークショップ（基盤WS）は、各テーマに沿って必要な情報を集め、話し合いを通じて意見をまとめ、それらを文章や言葉、プレゼン資料などで伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「６つの汎用的能力」を身につけ伸ばすことを目的とする。

基盤WS2では、主に「伝える力」「進める力」の向上を意識した授業を展開し、それらの達成度を評価する。ただし、共通指標の「６つの汎用的能力」は、相互作用の効果もあることを念頭に、複数要素を含んだ評価となる。
なお基盤WS2Aは、「課題発見力、解決力」「行動計画力、遂行力」「論理的思考力」などをキーワードとして授業設計がなされ、各クラスは「〇〇プロジェクト」という名称になっている。

本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブ・ラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

本テーマでは、大学卒業後の社会を知り今後の学びの方向性を考えるため、本学での学びを活用できる業界を深く知ることを目的とする。日本には約380万の企業があるが、そのうち大企業はわずか1万社程度であり、日本の産業は中小企業が支えていると言っても過言ではない。そのような社会構造を理解し、本学卒業生が活躍する企業を調査しながら、湘南工科大学生向けの業界MAPを作成する。

具体的には、各種メディアを活用した企業情報の収集、書籍などに掲載されているような企業だけでなく本学学生が活躍している企業を調査し、自分達が活用できるオリジナルの業界MAPをグループワークで作成する。作成した業界MAPは履修者全員で共有し、発表、議論を行うことで、自分達が大学卒業後に活躍できる場所探しを行う。これらを通して、「社会理解」、「情報収集力」、「表現力」、「発信力」を身に付けるとともに、この学びを生かして自己理解を深めていく。

〇キーワード：業界・業種、企業のつながり、情報収集・整理、表現力、発信力

毎回のグループディスカッションの結果を課題としてMooldeにアップしてもらい、Moodle上でコメントをフィードバックする。

本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。特に、企業との共同授業であることから、真摯に取り組めることを前提とする。

特になし。

必要に応じて紹介する。