共通基盤ワークショップ（基盤WS）は、各テーマに沿って必要な情報を集め、話し合いを通じて意見をまとめ、それらを文章や言葉、プレゼン資料などで伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「６つの汎用的能力」を身につけ伸ばすことを目的とする。

基盤WS2では、主に「伝える力」「進める力」の向上を意識した授業を展開し、それらの達成度を評価する。ただし、共通指標の「６つの汎用的能力」は、相互作用の効果もあることを念頭に、複数要素を含んだ評価となる。
なお基盤WS2Aは、「課題発見力、解決力」「行動計画力、遂行力」「論理的思考力」などをキーワードとして授業設計がなされ、各クラスは「〇〇プロジェクト」という名称になっている。

本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブ・ラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

本テーマは、「健康〇〇プロジェクト」を遂行してもらう。

前半は、神奈川県の健康問題を取り上げる予定である。具体的にどのようなことが問題になっているかを調査することから始め、問題点の解決法の模索、最終的には解決策を提案してもらう。「健康」とはどのような状態であるのかを深く考察してもらう必要がある。
後半は、とある食品メーカ、医薬品メーカの営業社員になった前提で、健康の向上に関連する健康食品やスキンケア製品など現行の製品について売り上げ向上を目指すための提案を考えてもらう予定である。
その製品の市場規模、ターゲットなる消費者、ライバル製品の調査から始まり、対象製品の問題点の洗い出しを深く行なってもらう。その洗い出された問題点に対して具体的な解決策を提案してもらう。とあるメーカの社員になりきって本気で取り組んでもらいたい。

〇キーワード：健康、会社員、発想力、行動力、提案力

毎回のグループディスカッションの結果を課題としてMooldeにアップしてもらい、Moodle上でコメントをフィードバックする。

本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。

特になし。

必要に応じて紹介する。