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シラバスコード S-170B02-01 ナンバリング Aw202Tce
科目名 共通基盤ワークショップ2B ~新商品開発プロジェクト~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 2B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤発展 実践的教育対応  ―
配当年次 2年次 学期区分 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 佐藤博之
アクティブラーニング 課題解決型学習、プロジェクト型学習、双方向授業、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、振り返り学習、ICTの活用、実習
授業の目的と進め方
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って必要な情報を集め、話し合いを通じて意見をまとめ、それらを文章や言葉、プレゼン資料などで伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ伸ばすことを目的とする。

基盤WS2では、主に「伝える力」「進める力」の向上を意識した授業を展開し、それらの達成度を評価する。ただし、共通指標の「6つの汎用的能力」は、相互作用の効果もあることを念頭に、複数要素を含んだ評価となる。
なお基盤WS2Bは、「社会とのつながりを考える力」 「表現力、発信力」 「創造力」 などをキーワードとして授業設計がなされ、各クラスは「〇〇プロジェクト」という名称になっている。

本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

テーマ:新商品開発プロジェクト

本テーマは、ことさら難しい商品を開発しようというものではなく、「まず自分が欲しいモノ・コト」「自分があったら便利と思うモノ・コト」「自分の趣味・特技に役立つモノ・コト」「世の中にまだないモノ・コト」など、新しい商品(モノ・コト)を企画・提案してみる体験授業である。自分の考えたアイデアが形になることは実に楽しい。それを新商品として販売するためには、何をすればよいのかを経験し学ぶことができる。

具体的な授業形態としては、商品開発のプロの立場で「ある企業の技術担当者・技術営業担当者が参画」し、産学協働企画として授業運営を予定している。企業先でおこなわれている新人研修の一部を、本授業の課題として展開することを計画している。一歩踏み出して「やってみる!」、そして「質問力」を大切に、皆さんの成長を後押ししたい。

〇キーワード:チーム活動、アイデア、企画・開発、創造提案、プロトタイピング、行動力、質問力
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
・「課題」はワークシート(紙ベース)、あるいはMoodleでの電子媒体、何れかにて提示される。
・フィードバックは提出物に対するコメント付記という形で行われ、それらの返却資料はすべて保管しておくことをルールとする(学修ポートフォリオとしてまとめる)。
履修の条件
・本科目は必修科目である。
・授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、授業では主体的な学びが求められる。
教科書
指定なし。
参考書
必要に応じて紹介する。
到達目標
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (受け取る力)
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (つなげる力)
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (伝える力)
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (進める力)
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (深める力)
他者との議論を通じて自らを振り返り、改善することができる (高める力)
プロジェクトに対して、計画力・実行力・修正力・継続力をもって取り組み、その成果を適切な方法で表現することができる
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力 20 20 20 20 20
d:高める力
e:伝える力 20 20 20 20 20
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
【全体ガイダンス@Moodle】
授業の進め方&クラス編成
予習1 Moodle確認 1
課題説明、チームビルディング、アイスブレイク 予習2 Moodle確認および課題対応 1
復習2 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
チーム活動@season 1 ①
・企業における新商品開発、
・新商品開発の手順を考える
※企業の方が参加予定
予習3 Moodle確認および課題対応 1
復習3 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
チーム活動@season 1 ②
・調査、発想法、アイデア出し
予習4 Moodle確認および課題対応 1
復習4 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
チーム活動@season 1 ③
・課題解決のための試行錯誤、
・アイデアを3つ以内に集約(絞り込み)
予習5 Moodle確認および課題対応 1
復習5 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
チーム活動@season 1 ④
・アイデアを形にしてみる
予習6 Moodle確認および課題対応 1
復習6 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
チーム活動@season 1 ⑤
・5W1H、コンセプトの整理、
・発表準備
予習7 Moodle確認および課題対応 1
復習7 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
中間成果発表&討論会(レビュー):
・コンペ形式、自己目標の見直し/再確認など
※企業の方が参加予定
予習8 Moodle確認および課題対応 1
復習8 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
チーム活動@season 2 ①
・中間成果発表会の振り返り、
・複数アイデアをひとつにする、内容のブラッシュアップ
予習9 Moodle確認および課題対応 1
復習9 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
10 チーム活動@season 2 ②
・役割分担、販売戦略を考える
予習10 Moodle確認および課題対応 1
復習10 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
11 チーム活動@season 2 ③
・企業における販売戦略、役割分担と工程表
※企業の方が参加予定
予習11 Moodle確認および課題対応 1
復習11 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
12 チーム活動@season 2 ④
・企画書作成
予習12 Moodle確認および課題対応 1
復習12 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
13 チーム活動@season 2 ⑤
・発表準備
予習13 Moodle確認および課題対応 1
復習13 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
14 チーム活動@season 2 ⑥
・プレゼン資料完成
予習14 Moodle確認および課題対応 1
復習14 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
15 最終成果発表&討論会(レビュー):
・コンペ形式、
・発表・討論・講評を振り返り、
※企業の方が参加予定
予習15 Moodle確認および課題対応 1
復習15 学修ポートフォリオの追加、リフレクションシート提出 1
16 チーム活動の総括:
・ポートフォリオ作成、振り返り、
・自己評価&全体講評
予習16 Moodle確認および課題対応 1
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 5コマ 6213室(佐藤研究室)

・Moodle科目コースのメッセージ機能を利用すること。
・Moodleメッセージは常時受け付ける。

(備考)
・研究室を訪ねる場合は、事前にアポイントメントを取り付けることが望ましい。
・その際、メール本文には学籍番号・氏名を必ず記入すること。
(補記)satohiro(at)center.shonan-it.ac.jp

備考
諸々の都合・状況を判断して、適切な方向へ計画を変更(修正)する場合があります。
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