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シラバスコード S-170B02-03 ナンバリング Aw202Tce
科目名 共通基盤ワークショップ2B ~世界を旅するプロジェクト~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 2B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤発展 実践的教育対応  ―
配当年次 2年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 湯澤聡
アクティブラーニング プロジェクト型学習、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、振り返り学習、実習
科目の位置づけと目的
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って必要な情報を集め、話し合いを通じて意見をまとめ、それらを文章や言葉、プレゼン資料などで伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ伸ばすことを目的とする。

基盤WS2では、主に「伝える力」「進める力」の向上を意識した授業を展開し、それらの達成度を評価する。ただし、共通指標の「6つの汎用的能力」は、相互作用の効果もあることを念頭に、複数要素を含んだ評価となる。
なお基盤WS2Bは、「社会とのつながりを考える力」 「表現力、発信力」 「創造力」 などをキーワードとして授業設計がなされ、各クラスは「〇〇プロジェクト」という名称になっている。

本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。
授業の進め方
テーマ:世界を旅するプロジェクト
本プロジェクトでは、履修する個人やチームがツアーコンダクターとなり、様々な条件下を想定した「旅」の企画・立案を行う。「旅の目的」に沿った新しいアイデアや綿密なスケジュール、顧客を満足させるためのコストやリスク管理など、様々な観点から評価する。バーチャルな「旅」の演出やプレゼンテーションを通して、企画力や発想力を養い、「世界を旅する」仕掛け人を目指したい。

4週を1seriesとして、seriesごとに企画の主旨を設定して、チームは再編成する.各seriesの最終回では全体で発表を行い、相互評価により優秀グループを選出する。実際のコンペテーションへの参加を検討するものとし、より実践的なプロジェクトを進めて行く。

〇キーワード:
旅行プランの立案、顧客満足、アイデア、リサーチ、アウトプット、プレゼンテーション
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
成果物(ドキュメントやスライドデータ)、作業報告、振り返りは、データ(提出先はMoodle)あるいは、紙面(ワークシートなど)として受け付ける。
フィードバックは提出物に対するコメント付記という形で行われ、それらの返却資料はすべて保管しておく(学修ポートフォリオの一部)ことをルールとする。
履修の条件
本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
教科書
なし。
参考書
必要に応じて紹介する。
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (受け取る力) 単一視点で情報を収集することができる 複数視点で収集した情報に対してそれらの内容を分析し、かつ統合的視点でまとめることができる
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (つなげる力) チーム活動の中で受動的な役割理解のもと、プロジェクトの推進に参加することができる チーム活動の中で自らの役割を理解し、メンバーと協働してプロジェクト推進に資する重要な内容を分析・考案・他実行することができる
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (伝える力) コミュニケーションの場面で、最低限の伝達ができる 論理的な構成と的確な言葉選びによって、伝えたいメッセージを効果的に伝えることができる
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (進める力) その時々の状況や目標に対して、周囲に助けながら取り組む 自己管理能力を発揮し、適切な計画を立て、目標達成のためのステップを明確に確立することができる
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (深める力) 問題や課題を分析し、解決手段を見出す努力が見られる 問題や課題を的確に分析し、解決手段を見出すことができる
他者との議論を通じて自らを振り返り、改善することができる (高める力) 自らの立場や意見に固執することなく、他者の意見や経験を尊重し、対話を通じて成長することができる 自らの認識や価値観を柔軟に見直し、他者の視点や経験に敏感に反応し、自己の理解を深めることができる
プロジェクトに対して、計画力・実行力・修正力・継続力をもって取り組み、その成果を適切な方法で表現することができる 成果の表現について、チームで決められた内容に対応することができる 成果の表現について、主体的にディスカッションを進め、チームの協働を自らの役割として理解し、対応することができる
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力 20 20 20 20 20
d:高める力
e:伝える力 20 20 20 20 20
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
全体ガイダンス
授業の進め方&クラス編成
予習1 Moodleの確認対応 1
プロジェクトの説明、
旅を企画するための事前準備

予習2 Moodleの確認対応 1
チーム活動@series 1 ①
旅の地域や目的の決定、概略検討
予習3 授業予定の内容に関する調査 1
復習3 作業報告、振り返り 1
チーム活動@series 1 ②
詳細検討、目的に対応する分析・評価
予習4 授業予定の内容に関する調査 1
復習4 作業報告、振り返り 1
チーム活動@series 1 ③
資料作成
予習5 資料作成の準備 1
復習5 プレゼンの準備 1
第1回成果発表会と相互評価@series 1 ④
予習6 全チームの事前提出資料の確認 1
復習6 seriesの自己評価・相互評価の提出 1
チーム活動@series 2 ①
旅の地域や目的の決定、概略検討
予習7 授業予定の内容に関する調査 1
復習7 作業報告、振り返り 1
チーム活動@series 2 ②
詳細検討、目的に対応する分析・評価
予習8 授業予定の内容に関する調査 1
復習8 作業報告、振り返り 1
チーム活動@series 2 ③
資料作成
予習9 資料作成の準備 1
復習9 プレゼンの準備 1
10 第2回成果発表会と相互評価@series 2 ④
予習10 全チームの事前提出資料の確認 1
復習10 seriesの自己評価・相互評価の提出 1
11 レビュー(討論会)@series 1&2
全体講評、自己評価
予習11 意見準備 1
復習11 討論の報告と自己評価の提出 1
12 チーム活動@series 3 ①
旅の地域や目的の決定、概略検討
予習12 授業予定の内容に関する調査 1
復習12 作業報告、振り返り 1
13 チーム活動@series 3 ②
詳細検討、目的に対応する分析・評価
予習13 授業予定の内容に関する調査 1
復習13 作業報告、振り返り 1
14 チーム活動@series 3 ③
資料作成
予習14 資料作成の準備 1
復習14 プレゼンの準備 1
15 第3回成果発表会と相互評価@series 3 ④ 予習15 全チームの事前提出資料の確認 1
復習15 seriesの自己評価・相互評価の提出 1
16 レビュー(討論会)@全series
全体講評、自己評価
予習16 意見準備 1
復習16 討論の報告と自己評価の提出 1
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 5コマ 6312 湯澤研究室

Email: yuzawa@mech.shonan-it.ac.jp

(備考)
メールでの問い合わせに際しては,下記に従うこと;
・大学メールアドレス(g-mail)から発信すること.
・件名には授業名を含めること.本文の最初に学籍番号と氏名を記すこと.
・上記教員アドレスからの着信ができるように設定しておくこと.

備考
諸々の都合・状況を判断して、適切な方向へ計画を変更(修正)する場合がある。
なお、ゲスト講師による特別講義や学外への社会見学も予定する。
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