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シラバスコード S-170B02-05 ナンバリング Aw202Tce
科目名 共通基盤ワークショップ2B ~再生可能エネルギーと電力システムプロジェクト~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 2B
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤発展 実践的教育対応  ―
配当年次 2年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 関岡昇三、成田知巳
アクティブラーニング 課題解決型学習、プロジェクト型学習、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、実習
科目の位置づけと目的
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って必要な情報を集め、話し合いを通じて意見をまとめ、それらを文章や言葉、プレゼン資料などで伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ伸ばすことを目的とする。

基盤WS2では、主に「伝える力」「進める力」の向上を意識した授業を展開し、それらの達成度を評価する。ただし、共通指標の「6つの汎用的能力」は、相互作用の効果もあることを念頭に、複数要素を含んだ評価となる。
なお基盤WS2Bは、「社会とのつながりを考える力」 「表現力、発信力」 「創造力」 などをキーワードとして授業設計がなされ、各クラスは「〇〇プロジェクト」という名称になっている。

本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

授業の進め方
この授業では、会社で技術職だけでなく、事務職も使っている「分析手法」について学ぶ。さらに、「再生可能エネルギー」を題材にものづくりや実験に取り組む。主体的に取り組むとともにチームの中での役割も考えながら仕事を遂行する力を身に着けることを目標とする。

〇キーワード:再生可能エネルギー、分析、ものづくり、実験

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
「課題」は“ワークシート(紙ベース)”、あるいは“Moodle”での電子媒体、何れかにて提示される。
フィードバックは発表に対するコメントという形で行われ、授業中に行う。
履修の条件
本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
中学校の数学・理科が理解できていることを前提とする。
教科書
テーマ毎に教員の指示を確認すること。
※テキストを使用するケースもある。
参考書
必要に応じて紹介する。
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
その時々でなすべきことに主体的に取り組むこ とができる (c.進める力) プロジェクト活動において、自主的に取り組み、役割分担に対応することができる。 プロジェクト活動において、主体的に取り組み、他者に対しても効果的な働きかけをすることが できる。
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝える ことができる (e.伝える力) プロジェクト活動において、調査内容を適切な言葉や文章で伝えることができる。 プロジェクト活動において、調査内容に対して自分の意見を加えて、わかり易い言葉や文章を選んで伝えることができる。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力 20 20 20 20 20
d:高める力
e:伝える力 20 20 20 20 20
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
【全体ガイダンス】
授業の進め方&クラス編成
全体ガイダンス&授業の進め方

予習1 履修するかよく検討する [0.5] 0.5
復習1 中学理科の電気を復習する [0.5] 0.5
QC手法 (1)
会社で分析やカイゼンに用いられている手法を学ぶ
(1)では特に特性要因図を扱う

予習2 QC手法について調べる 1
復習2 QC手法について整理する 1
QC手法 (2)
(2)では特にQC7つ道具を扱う
予習3 QC7つ道具について調べる 1
復習3 QC7つ道具について整理する 1
QC手法 (3)
(3)ではグループ毎にQC手法を用いて課題分析からカイゼンまでやってみる

予習4 QC手法(1),(2)について復習する 1
復習4 プレゼン資料を分担して作成する 1
QC手法 (4)
(4)では(3)を完成させる

予習5 QC手法(3)を整理する 1
復習5 プレゼン資料を分担して完成する 1
QC手法 (5)
(5)ではグループ毎に発表する
予習6 発表内容を確認する 1
復習6 QC手法の適用について考える 1
地球温暖化について考える
予習7 地球温暖化について調査する 1
復習7 地球温暖化について整理する 1
再エネにはどんなものがある (1)
(1)ではどんなものがあるかを挙げ、グループ毎に調べる
予習8 再エネにはどんなものがあるか調べる 1
復習8 調査資料を整理する 1
再エネにはどんなものがある (2)
(2)ではグループ毎に発表する
予習9 発表準備をする 1
復習9 再エネに関連した学科専門科目を調べる 1
10 電力システムの特徴
電圧と電流の違いを考えながら、電力の流れについて把握する
予習10 家でどのように電気が使われているか調べる 1
復習10 配電線から家にどのように電力を引き込んでいるか確認する 1
11 電気回路の学習
電圧と電流の違いについて、電気回路を用いて理解する
予習11 中学の電気回路を復習する [0.5] 0.5
復習11 電圧と電流の違いを復習する [0.5] 0.5
12 再エネを作って見る (1)
半田ごてを使ってみる
模擬風力発電・模擬送電線を製作する
予習12 半田ごてのYouTubeを見て、使い方を予習する [0.5] 0.5
復習12 扇風機について調べてみる 1
13 再エネを作って見る (2)
直流モータは直流発電機としても使えることを確認する
予習13 風が強く吹いても倒れないようにする方法を考える 1
14 連系してみる 予習14 発電機を複数つなげた場合の実験ケースを考える 3
復習14 実験結果を整理する 1
15 連系した実験結果について議論する 予習15 実験結果を整理する 1
復習15 発表内容を整理する 1
16 Presentation 予習16 発表内容を整理する 1
復習16 社会人基礎力について調べる [0.5] 0.5
主担当教員のオフィスアワー
木曜日 4コマ 5100教室

sekioka_at_elec.shonan-it.ac.jp、
narita_at_elec.shonan-it.ac.jp、
_at_を@に置き換えて使用のこと

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