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シラバスコード S-170F08-01 ナンバリング As301Ibd
科目名 国際政治経済
科目名英文 International Political Economy
学部 工学部 授業形態 講義
学科・科目区分 社会人基礎科目 教職科目対応  ―
科目分野 人間と社会 実践的教育対応  ―
配当年次 3年次 学期区分 前学期・後学期
必選区分 選択必修 単位数 2 単位
担当教員 長谷川将規
アクティブラーニング 課題解決型学習、反転授業、双方向授業、ディスカッション、振り返り学習
授業の目的と進め方
国際政治経済に関する基本的な知識を習得する。書籍、新聞、雑誌、インターネットを利用しながら、適正な情報を収集・選別することができる。国際的な政治経済現象がどのような因果関係によって生じているのか、またその対応策は何か、を考え理解する。上記現象について自分なりの見識を確立し、それを他者に分かりやすく説明できる。

 「政治」と「経済」は、しばしば密接に関連しています。特に今日のグローバル時代では、「モノ」、「マネー」、「情報」、「人間」が頻繁かつ大規模に国境を越え、政治と経済が相互に関連する複雑な問題が発生しています。
 この講義では、政治と経済が複雑に交錯する今日のグローバル時代において、どのような問題が生じているのか。また、これらの問題に対処するにはどうしたら良いのかを考えます。授業用レジュメを使用し、質疑応答やディスカッションの時間も十分に取りながら、進めていきます。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
課題レポートはチェックして返却します。授業中に寸評と解説を行います。
履修の条件
特になし。
教科書
教科書の代わりにMoodle上で講義レジュメを配布します。必ず印刷して授業に持参してください。
参考書
必要に応じて、授業中に紹介します。
到達目標
政治と経済がグローバルなレベルで絡み合う諸現象について、基本的な知識を習得する。
上記の諸現象について、書籍、新聞、雑誌、インターネットを利用しながら、情報を収集し選別することができる。
上記の諸現象がどのような因果関係によって生じているのか、またその対応策は何か、を考え理解する。
上記の諸現象について自分なりの見識を確立し、それを他者に分かりやすく説明できる。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力 10 10 10 10 60
c:進める力
d:高める力 10 10 10 10 60
e:伝える力
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 10 10 10 10 60 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
授業内容・ルールの説明、国際政治経済とメディアリテラシー 予習1 授業案内の確認 2
復習1 講義の目的、なぜ学ぶのか、講義計画と内容、成績評価の方法、参考資料、情報の真贋をどのように選別するのか
2
情報の取り方(国際政治経済編) 予習2 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習2 前回内容の確認(信頼できるニュースソースをどうやって見つけるのか) 2
今日の世界像(国際政治経済) 予習3 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習3 米国の分断、中国の台頭、ロシア・ウクライナ戦争の趨勢、デジタル経済の台頭、米中の闘争、経済安全保障 2
前回のつづき 予習4 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習4 米国の分断、中国の台頭、ロシア・ウクライナ戦争の趨勢、デジタル経済の台頭、米中の闘争、経済安全保障
上記についてのより深い内容の確認
2
中国の台頭にどう対応するのか 予習5 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習5 中国の経済力と軍事力の把握、習近平政権の独裁化、米中対立の背景、台湾海峡問題、南シナ海問題、中国の先端技術 2
前回のつづき 予習6 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習6 中国の経済力と軍事力の把握、習近平政権の独裁化、米中対立の背景、台湾海峡問題、南シナ海問題、中国の先端技術
上記についてのより深い内容の確認
2
チップ・ウォー(半導体をめぐる米中の闘争) 予習7 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習7 2022年10月の対中半導体規制、オランダASML社、EUV(極端紫外線リソグラフィ)、量子技術、極超音速ミサイル、TSMC、ラピダス、5G、AI、自動運転、IOT、デジタル通貨、西側諸国の取り組み 2
前回のつづき 予習8 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習8 2022年10月の対中半導体規制、オランダASML社、EUV(極端紫外線リソグラフィ)、量子技術、極超音速ミサイル、TSMC、ラピダス、5G、AI、自動運転、IOT、デジタル通貨、西側諸国の取り組み
上記についてのより深い内容の確認
2
マネーをめぐる国際政治 予習9 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習9 リブラの衝撃、フェイスブック(現メタ)社とディエム、中央銀行デジタル通貨、デジタル人民元と人民元の国際化、西側諸国の対応、米ドル覇権の行方

2
10 前回のつづき 予習10 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習10 リブラの衝撃、フェイスブック(現メタ)社とディエム、中央銀行デジタル通貨、デジタル人民元と人民元の国際化、西側諸国の対応、米ドル覇権の行方
上記についてのより深い内容の確認
2
11 デカップリングとデリスキング 予習11 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習11 米国トランプ政権、対中デカップリング、貿易・投資・技術をめぐる対中依存、依存と脆弱性、戦略的自律性、経済安全保障、EUの取り組み、デリスキング、フレンドショアリング、リショアリング、デカップリングの罠 2
12 前回のつづき 予習12 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習12 米国トランプ政権、対中デカップリング、貿易・投資・技術をめぐる対中依存、依存と脆弱性、戦略的自律性、経済安全保障、EUの取り組み、デリスキング、フレンドショアリング、リショアリング、デカップリングの罠
上記に関するより深い内容の確認
2
13 経済援助と「債務の罠」 予習13 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習13 中国の一帯一路、債務の罠とは? スリランカ・パキスタン・ジブチの事例、パリクラブ、中国の対外援助の特徴、途上国の債務不履行と経済危機、西側諸国の対外援助の現状 2
14 前回のつづき 予習14 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習14 中国の一帯一路、債務の罠とは? スリランカ・パキスタン・ジブチの事例、パリクラブ、中国の対外援助の特徴、途上国の債務不履行と経済危機、西側諸国の対外援助の現状
上記についてのより深い内容の確認
2
15 WTOとTPP 予習15 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習15 世界貿易機構(WTO)、WTOと米国、補助金ルールの形骸化、安全保障例外、MPIA、高レベルなFTAとしての環太平洋パートナーシップ(TPP)、データの越境移動、データローカライゼーション、ソースコード開示請求の禁止、米国のTPP離脱、中国のTPP接近 2
16 期末テスト 予習16 期末試験の準備 2
復習16 成績等の確認 2
主担当教員のオフィスアワー
水曜日 3コマ 4号館2階4229室(長谷川研究室)

水曜日13:00~14:30に4号館2階4229室(長谷川研究室)
研究室を訪ねる場合は、事前にアポイントメントを取り付けること。

hasegawa@center.shonan-it.ac.jp

※必ず事前にメールで予約を入れること。
※メールでの問い合わせの際は、必ず大学g-mailアドレスから送信すること。件名に授業名を明記し、本文の最初に氏名を記すこと。

備考
遅刻、私語など、教室の秩序を乱す行為には厳しく対処します。
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