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シラバスコード S-170F09-01 ナンバリング As302Ibd
科目名 外交と安全保障
科目名英文 Diplomacy and Security
学部 工学部 授業形態 講義
学科・科目区分 社会人基礎科目 教職科目対応  ―
科目分野 人間と社会 実践的教育対応  ―
配当年次 3年次 学期区分 前学期・後学期
必選区分 選択必修 単位数 2 単位
担当教員 長谷川将規
アクティブラーニング 課題解決型学習、反転授業、双方向授業、ディスカッション、振り返り学習
授業の目的と進め方
外交と安全保障に関する基本的な知識を習得する。書籍、新聞、雑誌、インターネットを利用しながら、適正な情報を収集・選別することができる。国際的な政治現象がどのような因果関係によって生じているのか、またその対応策は何か、を考え理解する。上記現象について自分なりの見識を確立し、それを他者に分かりやすく説明できる。

 国際政治の最重要ポイントである「外交」と「安全保障」に焦点を当てながら、世界情勢を「論理的に把握・分析する能力」を習得します。マスメディアには膨大な「情報」があふれていますが、それらの中から本筋と末節を識別し、情報の本当の意味を正しく理解するためには「理論的な思考」が不可欠です。この講義で習得する論理的思考力は、国際情勢を理解するための確かな道具として、卒業後も皆さんの役に立ち続けることでしょう。講義では講義用レジュメを使用します。質疑応答やディスカッションの時間を十分に取りながら、国際政治への理解を深めてゆきます。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
課題レポートはチェックして返却します。授業中に寸評と解説を行います。
履修の条件
特になし。
教科書
教科書は使用しません。代わりにMoodle上で講義レジュメを配布します。
参考書
必要に応じて、授業中に紹介します。
到達目標
国際政治の基礎理論を学び理論的な思考を習得する。
国際政治に関連する様々な基礎知識を習得する。
書籍、新聞、雑誌、インターネットを利用しながら、必要な情報を収集し選別することができる。
様々な国際政治現象の因果関係を分析し、理解する。
様々な国際政治現象の因果関係について、他者に分かりやすく説明することができる。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力 10 10 10 10 60
c:進める力
d:高める力 10 10 10 10 60
e:伝える力
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 10 10 10 10 60 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
授業内容・ルールの説明、安全保障問題とメディアリテラシー 予習1 授業案内の確認、 2
復習1 講義の目的、なぜ学ぶのか、講義計画と内容、成績評価の方法、参考資料、情報の真贋をどのように選別するのか 2
情報の取り方(外交と安全保障) 予習2 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習2 前回内容の確認(信頼できるニュースソースをどうやって見つけるのか) 2
今日の世界像(外交と安全保障) 予習3 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習3 米国の内向き志向、中国の台頭、ロシア・ウクライナ戦争の行方、日米同盟、米韓同盟、北朝鮮・中国・ロシア・イランの提携、米国の分断、西側諸国の分断の可能性、核兵器への対応 2
前回のつづき 予習4 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習4 米国の内向き志向、中国の台頭、ロシア・ウクライナ戦争の行方、日米同盟、米韓同盟、北朝鮮・中国・ロシア・イランの提携、米国の分断、西側諸国の分断の可能性、核兵器への対応
上記についてのより深い内容の確認
2
中国の台頭にどう対応するのか 予習5 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習5 中国の経済力・技術力・軍事力、戦狼外交、台湾海峡問題、南シナ海問題、中国の人権問題、中国とロシア、インドや豪州の対中政策、日本の対中政策 2
前回のつづき 予習6 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習6 中国の経済力・技術力・軍事力、戦狼外交、台湾海峡問題、南シナ海問題、中国の人権問題、中国とロシア、インドや豪州の対中政策、日本の対中政策
上記に関するより深い内容の確認
2
米中の「技術対立」 予習7 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習7 米中の半導体戦争、中国製造2025、ファーウェイと5G、中国の主要企業と米国の規制、中国の産業補助金、規格・標準をめぐる競争、データ支配をめぐる米中対立、対中デカップリング、デリスキング 2
前回の続き 予習8 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習8 米中の半導体戦争、中国製造2025、ファーウェイと5G、中国の主要企業と米国の規制、中国の産業補助金、規格・標準をめぐる競争、データ支配をめぐる米中対立、対中デカップリング、デリスキング
上記に関するより深い内容の確認
2
デジタル通貨の地政学 予習9 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習9 キャッシュレス経済、分散台帳技術、パノプティコン、チョークポイント、米ドル覇権、デジタル人民元、日本円の将来 2
10 前回のつづき 予習10 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習10 キャッシュレス経済、分散台帳技術、パノプティコン、チョークポイント、米ドル覇権、デジタル人民元、日本円の将来
上記に関するより深い内容の確認
2
11 日本の経済安全保障 予習11 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習11 日本の経済安全保障推進法、その背景、貿易・投資・技術をめぐる対中依存、依存と脆弱性、戦略的自律性、米国やEUの取り組み 2
12 前回のつづき 予習12 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習12 日本の経済安全保障推進法、その背景、貿易・投資・技術をめぐる対中依存、依存と脆弱性、戦略的自律性、米国やEUの取り組み
上記の内容に関するより深い内容の確認
2
13 中国の一帯一路構想と安全保障 予習13 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習13 一帯一路、債務の罠、中国の途上国融資の問題点、債務不履行と経済危機、西側諸国の対外援助構想
上記の内容に関するより深い内容の確認
2
14 国際貿易をめぐる外交と安全保障 予習14 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習14 世界貿易機構(WTO)の停滞、米国の保護主義、補助金ルールの形骸化、高レベルなFTAとしての環太平洋パートナーシップ(TPP)、データローカライゼーションをめぐる対立、米国のTPP離脱、中国のTPP接近、TPPの安全保障上の意義 2
15 前回のつづき 予習15 講義用レジュメの概観、時事ニュースの確認 2
復習15 世界貿易機構(WTO)の停滞、米国の保護主義、補助金ルールの形骸化、高レベルなFTAとしての環太平洋パートナーシップ(TPP)、データローカライゼーションをめぐる対立、米国のTPP離脱、中国のTPP接近、TPPの安全保障上の意義
上記の内容に関するより深い内容の確認
2
16 期末試験 予習16 試験への準備 2
復習16 成績等の確認 2
主担当教員のオフィスアワー
水曜日 3コマ 4号館2階4229室(長谷川研究室)

水曜日13:00~14:30 4号館2階4229室(長谷川研究室)
研究室を訪ねる場合は、事前にアポイントメントを取り付けること。

hasegawa@center.shonan-it.ac.jp

※必ず事前にメールで予約を入れてください。
※メールでの問い合わせの際は、必ず大学g-mailアドレスから送信すること。件名に授業名を明記し、本文の最初に氏名を記すこと。

備考
遅刻、私語など、教室の秩序を乱す行為には厳しく対処します
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