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シラバスコード S-171R09-01 ナンバリング Mc301Idg
科目名 先端加工
科目名英文 Advanced Manufacturing
学部 工学部 授業形態 講義
学科・科目区分 機械工学科 教職科目対応 技術(中)・工業(高)
科目分野 専門発展 実践的教育対応 実務経験のある教員による科目
配当年次 2年次 学期区分 前学期
必選区分 選択 単位数 2 単位
担当教員 加藤和弥
アクティブラーニング 振り返り学習
授業の目的と進め方
 生活で使用されている様々なものが、機械加工によって作り出されている.さらに、そのものを精密に作ることが過去から試行され、徐々にその精度は向上し、生活の質を向上させてきた.特に、切削・研削加工分野での高精度加工は産業分野の発展に大きく貢献している.本講義では、先端加工分野のなかでも高精度加工を達成することを目的に開発されてきた加工技術、工作機械とその構成要素について述べる.また、先端加工の事例紹介も行う.

本科目は、学科DP3を意識した授業設計となる。重み付け指標はDP3=100(%)とする.

 なお、本科目は、企業における担当教員の生産技術開発責任者としての業務経験に基づき、先端加工について教授する、実践的教育対応科目である.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
課題は採点後に返却し、講義にて復習をおこなことにより理解度の向上を図る.
履修の条件
機械加工を履修していることが望ましい。
教科書
「工作機械」 冨田 産業図書,【注意】オリジナルテキストのため,本学の教科書販売以外では購入できません.
参考書
機械工学必携 馬場・吉田編 三省堂 ISBN-13: 978-4385341149
必要に応じて指示する。
到達目標
機械部品の設計に必要な加工手段や到達加工精度を習得できている.
先端加工分野における工作機械とその構造および課題となる誤差要因とその対策方法を理解できている.
先端加工における加工能率と加工精度の関係を理解し、機械加工部品を低コストで製作するための設計力を習得している.
先端加工に必須である計測技術に関する知識を理解している.
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力
d:高める力 20 20 20 30 10
e:伝える力
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解 20 20 20 30 10
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 0 30 10
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
ガイダンス

復習1 ポートフォリオ作成 2
工作機械とは何か
・産業界における工作機械の位置づけと変遷
復習2 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
工作機械の特異性
・加工方式と除去設定方式による寸法精度形状精度、加工面精度
・加工原理
復習3 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
工作機械による精度
・加工誤差と誤差原因・対策
復習4 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
工作機械の分類
・工作機械の基本運動・加工の種類による分類
・用途・能力・制御方式などによる分類
復習5 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
切削加工用工作機械
・切削加工用工作機械の種類と加工の種類
・工具と工具材料
復習6 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
切削加工用工作機械各論
・旋削、フライス加工、形削り加工、平削り加工、立削り加工用工作機械の構造と加工原理
・きりもみ加工、中ぐり加工、ブローチ加工用工作機械の構造と加工原理
・ネジ切り加工、歯切り加工用工作機械の構造と加工原理
・切断加工用工作機械の構造と加工原理
復習7 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
中間試験 予習8 試験の予習 2
復習8 試験の復習 2
砥粒加工用工作機械
・固定砥粒を用いる工作機械と遊離砥粒を用いる工作機械の種類と加工の種類
・工具と工具材料
復習9 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
10 砥粒加工用工作機械各論 復習10 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
11 固定砥粒を用いる砥粒加工用工作機械
遊離砥粒を用いる砥粒加工用工作機械
復習11 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
12 先端加工の事例紹介(1) 復習12 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
13 先端加工の事例紹介(2) 復習13 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
14 先端加工の事例紹介(3) 復習14 宿題の解答・課題の復習
ポートフォリオの作成
4
15 評価試験 予習15 試験の予習 2
復習15 試験の復習 2
16 学修評価・解説 予習16 ポートフォリオの作成
試験の復習
2
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 5コマ 加藤研究室(6218室)

kato@mech.shonan-it.ac.jp

(備考)
メールでの問い合わせの際は,件名に授業名を明記し,本文の最初に学籍番号と氏名を記すこと.また,大学のメールアドレスから送信すること.

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