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シラバスコード S-172P07-01 ナンバリング Ez107Sab
科目名 電気計測1
科目名英文 Electric Metrology 1
学部 工学部 授業形態 講義
学科・科目区分 電気電子工学科 教職科目対応 技術(中)・工業(高)
科目分野 専門基礎 実践的教育対応  ―
配当年次 1年次 学期区分 前学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 関岡昇三、加保貴奈
アクティブラーニング 振り返り学習
授業の目的と進め方
電気計測の基礎知識を得る

この講義では高校の物理の電気分野の振り返りを行う他、計測における誤差、単位系など基礎を理解した上で、指示計器の原理とこれにより直流、低周波交流の電流、電圧、電力を測定する方法を学ぶ。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
提出された課題については、授業中に解説するか、コメントを記入して返却する。
履修の条件
三角関数、対数、指数、微分・積分など数学の基礎を理解していることが望ましい。
教科書
「電磁気計測」 岩崎俊著 コロナ社
ISBN978-4-339-01828-8
到達目標
オームの法則などの復習の他、計測の基礎となる精度と誤差、測定値の統計処理および国際単位系について知る。  
具体的な測定器の代表である指示計器として可動コイル型計器をはじめとする様々な計器の原理と構造について学ぶ。それらの機器において測定値を拡大する方法について知る。
交流について測定の対象となる瞬時値、実効値、平均値および波高値について学び、波形率、波高率を求めることにより指示計器の読みを補正する方法について理解する。
直流および低周波の交流電力と電力量について定義を知り、交流電力については有効電力、無効電力および皮相電力それぞれについて測定方法を知る。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解 20 20 20 40
h:技術・活用 20 20 20 40
全体の評価割合 20 20 20 0 40 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
・ガイダンス
・授業の内容と進め方の説明
・宿題の提出方法
・グラフの書き方
予習1 ・授業の概要と進め方,成績評価の方
法,授業の計画,教科書の紹介
1
復習1 Moodleの使い方、宿題のやり方 1
・テスターを用いた実験I
・テスターの使い方
・高校の物理の復習
予習2 テスターの使い方 2
復習2 高校の物理の復習 2
・テスターを用いた実験II
・電圧、電流
予習3 テスターの使い方 2
復習3 プリント課題または、問題を指定 2
・テスターを用いた実験III
・回路の測定
・はんだ付け練習
予習4 はんだ付けのやり方 2
復習4 Moodle課題 2
・単位と真の値
・電流、電圧
予習5 教科書1章 2
復習5 Moodle課題 2
・単位と真の値
・誤差
・統計処理

予習6 教科書1章 2
復習6 Moodle課題 2
・単位系の基礎
・SI単位系
予習7 教科書2章 2
復習7 Moodle課題 2
・アナログとデジタル
・問題演習
予習8 教科書2章 2
復習8 Moodle課題 2
・前半振り返り 予習9 教科書1章から2章 2
復習9 Moodle課題 2
10 ・アナログ指示計器
・直流
予習10 教科書3章 2
復習10 Moodle課題 2
11 ・アナログ指示計器
・交流
予習11 教科書3章 2
復習11 Moodle課題 2
12 ・直流電力の測定 予習12 教科書3章 2
復習12 Moodle課題 2
13 ・電流の測定 予習13 教科書3章 2
復習13 Moodle課題 2
14 ・後半振り返り、問題演習
予習14 教科書3章 2
復習14 Moodle課題 2
15 ・期末試験 予習15 教科書3章 2
復習15 Moodle課題 2
16 ・期末試験の解説
予習16 プリント課題 1
復習16 プリント課題 1
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 5コマ 5405室

加保 kaho@elec.shonan-it.ac.jp
メールには「学籍番号」および「氏名」を明記すること。

備考
第一級陸上特殊無線技士長期型養成課程 対象科目
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