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シラバスコード S-172R04-01 ナンバリング Ec301Iab
科目名 通信工学1
科目名英文 Communications Engineering 1
学部 工学部 授業形態 講義
学科・科目区分 電気電子工学科 教職科目対応 技術(中)・工業(高)
科目分野 専門発展 実践的教育対応 実務経験のある教員による科目
配当年次 3年次 学期区分 前学期
必選区分 選択 単位数 2 単位
担当教員 加保貴奈
アクティブラーニング 振り返り学習、ICTの活用
授業の目的と進め方
通信システムの基礎知識を得る

この授業では通信分野の技術者を目指す学生にとって本当に必要な基礎知識を身につけることを目的としている。そのため、通信工学を学習していくために必要となるであろう基礎知識を厳選して講義計画を構成している。具体的には、信号処理・通信システムの構成、信号波の解析に関連して、フーリエ級数、フーリエ変換、離散時間フーリエ変換、離散フーリエ変換および高速フーリエ変換、振幅変調・周波数変調など基礎的なアナログ変調方式を理解する。また、アナログ変調への雑音の影響についても学習する。

 なお、本科目は、企業における担当教員の無線通信システムの研究開発としての業務経験に基づき、変復調技術や集積回路・アンテナ等の無線通信システムを構成する基盤技術について教授する、実践的教育対応科目である。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
 課題はMoodleまたはプリントにて配布。後日解答の提示または授業中にフィードバックを行う。
履修の条件
 特にないが、電気応用数学1・2を履修していれば準備は完璧である。
 演習でPCやソフトウェアを使うために受講人数を制限する。通信分野を卒業研究で選択予定の電気電子工学科の4年、3年生を優先する。
教科書
 「基礎通信工学 第2版」福田明 森北出版 2007年 ISBN978-4627782822
参考書
 OHM大学テキスト 通信方式 守倉正博 オーム社 ISBN978-4274214738
到達目標
信号と信号処理、通信システムの構成をイメージする
信号波の解析に必要なフーリエ解析を理解して使えるようにする
連続時間信号のフーリエ解析と離散時間フーリエ変換を理解する
離散フーリエ変換と高速フーリエ変換のアルゴリズムを理解する
振幅変調を理解する
周波数変調を理解する
アナログ変調と雑音の関係を把握する
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解 20 20 20 40
h:技術・活用 20 20 20 40
全体の評価割合 20 20 20 0 40 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
ガイダンス(授業の進め方、課題、成績評価について説明、通信システムの概要を説明) 予習1 教科書およびMoodle資料 1
復習1 Moodleでの課題 1
通信システムの構成 予習2 教科書およびMoodle資料 2
復習2 Moodleでの課題 2
信号波の解析(1)、正弦波、スペクトラム 予習3 教科書およびMoodle資料 2
復習3 Moodleでの課題 2
信号波の解析(2)、フーリエ級数 予習4 教科書およびMoodle資料 2
復習4 Moodleでの課題 2
信号波の解析(3)、フーリエ変換 予習5 教科書およびMoodle資料 2
復習5 Moodleでの課題 2
信号波の解析(4)、フーリエ変換の演習 予習6 教科書およびMoodle資料 2
復習6 Moodleでの課題 2
振幅変調(1)、搬送波とAM変調 予習7 教科書およびMoodle資料 2
復習7 Moodleでの課題 2
振幅変調(2)、AM信号の生成と復調 予習8 教科書およびMoodle資料 2
復習8 Moodleでの課題 2
振幅変調(3)、直交振幅変調、演習 予習9 教科書およびMoodle資料 2
復習9 Moodleでの課題 2
10 周波数変調(1)、角度変調 予習10 教科書およびMoodle資料 2
復習10 Moodleでの課題 2
11 周波数変調(2)、FM信号の生成と復調 予習11 教科書およびMoodle資料 2
復習11 Moodleでの課題 2
12 アナログ変調と雑音 予習12 教科書およびMoodle資料 2
復習12 Moodleでの課題 2
13 通信装置(1)、回路および単位 予習13 教科書およびMoodle資料 2
復習13 Moodleでの課題 2
14 通信装置(2)、アンテナ 予習14 教科書およびMoodle資料 2
復習14 Moodleでの課題 2
15 まとめと評価試験 予習15 教科書およびMoodle資料 2
復習15 Moodleでの課題 2
16 評価試験解説 予習16 教科書およびMoodle資料 1
復習16 Moodleでの課題 1
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 5コマ 加保研究室

加保 kaho@elec.shonan-it.ac.jp
メールには学籍番号と氏名を明記すること。

備考
第一級陸上特殊無線技士長期型養成課程 対象科目
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