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シラバスコード S-173Q02-01 ナンバリング Ib201Tac
科目名 PBLプログラミング実習A
科目名英文 PBL Programming Practical Training A
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 情報工学科 教職科目対応 情報(高)
科目分野 専門標準 実践的教育対応  ―
配当年次 2年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 風間皐希
アクティブラーニング 課題解決型学習、反転授業、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、ICTの活用、実習
科目の位置づけと目的
本科目はディプロマポリシーに記載の自然科学と人文・社会科学に関する幅広い基礎素養を身につけ,様々な課題に対して思考し判断することができることを目指す科目である.本科目ではデジタル教材や学習支援システムの開発を通じて,どのように情報システムやデジタルメディアを教育・学習支援に応用すればよいのかを考え,実現できることを目標とする.
授業の進め方
デジタル教材や学習支援システムを開発し,開発したシステムを実際に利用し,教育効果を実験により検証した上で,改良すべき機能やデザインを議論し,さらに開発につなげる.デジタル教材や学習支援システムの教育効果の向上を目指す.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
課題作成40%.少人数でグループに分かれ,課題を作成する.
発表40%.作成した課題を基に実験を行い,発表してもらう.
レポート20%.毎回簡単なレポートを課す.
履修の条件
教育情報工学の単位取得を履修の前提条件とする.
教科書
特になし.必要に応じて資料を配布する.
参考書
中学校,高等学校の普通科における数学または情報の教科書.近年の市販の教科書でよい.
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
従来の教育において改善すべき点を発見することができる(c.進める力) 改善点を見つけることができる. どのような前提の下で,どのような改善点があり,どのような評価基準の下で,最終的にどのようになればよいか,どのようなツールをどのように使えばその状態へ持って行けるか,多角的かつ高度な視点で様々なリスクや想定されうるあらゆる結果を考慮しながら,計画して提案することができる.
自らが計画してエドテック(EdTech)教材を自身で開発することができる.(c.進める力,h:技術・活用) 教材を開発できる. 適切な教育目的を設定し,計画的に,教材を開発できる.
自身で開発したエドテック(EdTech)教材を実験することができる(c.進める力) 実験を立案し,実行できる. 適切な実験目的を明らかにし,実験目的から適切な実験を立案し,適切に実行できる.
自身で実験したエドテック(EdTech)教材を分析することができる(c.進める力) 結果を、表・グラフ・図などの視覚化や、統計データの算出によって、整理することができる. 結果を整理し,目的に照らし合わせて多角的かつ高度な視点で分析し,教材開発や実験へのフィードバックを適切に行うことができる.
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力 20 30 20 30
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用 20 30 20 30
全体の評価割合 20 30 20 30 0 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
ガイダンス:この授業の目的と進め方 予習1 授業の進め方,ルーブリックの確認 1
復習1 ガイダンス内容を復習する 1
教育情報工学の概要の復習.
前年度「教育情報工学」電子教材作成の復習.
前年度「教育情報工学」学習過程の分析の復習.
前年度「教育情報工学」反転授業の復習.
教材作成に関する授業の流れの説明.
(時間が余り次第)グループ分け.グループごとに,前提・教育対象・分野の検討,教育改善目的あるいは評価基準の設定,作成教材の概要,作成手順の検討,実験・分析の立案.
予習2 教育情報工学の概要の復習.
前年度「教育情報工学」電子教材作成の復習.
前年度「教育情報工学」学習過程の分析の復習.
前年度「教育情報工学」反転授業の復習.
1
復習2 授業の復習と課題 1
教材作成1-1:
電子教材作成の簡単な復習.
前回の続き.グループ分け.グループごとに,前提・教育対象・分野の検討,教育改善目的あるいは評価基準の設定,作成教材の概要,作成手順の検討,実験・分析の立案.
教材作成(プログラムを使用してもよいが,Excelやパワーポイントなどを使用してもよい.必要に応じてChatGPTを使用してよい)
予習3 前年度「教育情報工学」電子教材作成の復習. 1
復習3 授業の復習と課題.各立案の検討. 1
教材作成1-2:
前回の続き.教材作成
予習4 教材作成. 1
復習4 授業の復習と課題.教材作成の続き. 1
教材作成1-3:
前回の続き.教材作成(各グループの出来具合による)
学習過程の分析の簡単な復習.
実験(グループごとに他グループへ授業等を行う.あるいは,家庭で予習・復習をしてもらう)・分析(適切なデータを取得し,計画を立案した当初の目的に沿って分析,考察)
予習5 前年度「教育情報工学」学習過程の分析の復習. 1
復習5 授業の復習と課題.必要に応じて,他グループに予習・復習を依頼. 1
教材作成1-4:
前回の続き.実験・分析
予習6 実験・分析手順の確認. 1
復習6 授業の復習と課題.必要に応じて,他グループに予習・復習を依頼. 1
教材作成1-5:
前回の続き.実験・分析(各グループの出来具合による)
発表会資料作成
予習7 実験・分析手順の予習. 1
復習7 授業の復習と課題.発表会資料作成. 1
教材作成1-6:
前回の続き.発表会資料作成(各グループの出来具合による)
発表会,フィードバック
予習8 発表会資料作成. 1
復習8 授業の復習と課題.発表会の振り返り. 1
教材作成2-1:
前回の発表を受けた改善点の検討.
グループごとに科目・教育対象の検討,作成教材,実験,分析の立案.
教材作成.
予習9 改善点の検討 1
復習9 授業の復習と課題.各立案の検討. 1
10 教材作成2-2:前回の続き.教材作成 予習10 教材作成. 1
復習10 授業の復習と課題.教材作成の続き. 1
11 教材作成2-3:前回の続き.教材作成(各グループの出来具合による)
実験・分析
予習11 前年度「教育情報工学」学習過程の分析の復習. 1
復習11 授業の復習と課題.必要に応じて,他グループに予習・復習を依頼. 1
12 教材作成2-4:前回の続き.実験・分析 予習12 実験・分析手順の確認. 1
復習12 授業の復習と課題.必要に応じて,他グループに予習・復習を依頼. 1
13 教材作成2-5:
前回の続き.実験・分析(各グループの出来具合による)
発表会資料作成
予習13 実験・分析手順の予習. 1
復習13 授業の復習と課題.発表会資料作成. 1
14 教材作成2-6:
前回の続き.発表会資料作成(各グループの出来具合による)
発表会,フィードバック
予習14 発表会資料作成. 1
復習14 授業の復習と課題.発表会の振り返り. 1
15 総まとめ.教材作成1と教材作成2で改善された点の検討と,今後の課題 復習15 これまでの内容が身についているかどうか確認する. 1
16 補講 復習16 自分の弱点を理解し補う. 1
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 1コマ 1号館1313-1

風間皐希
メールアドレス:kazama(at)info.shonan-it.ac.jp
オフィス:1号館1313-1

(備考)
メールで質問する際には,大学からのメールアドレス(xxxxxx@sit.shonan-it.ac.jp)を用いること.学籍番号,氏名,およびどの授業に関する質問かを文面に明記すること.

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