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シラバスコード S-173R03-01 ナンバリング Ie301Idh
科目名 ゲームプログラミング
科目名英文 Game Programming
学部 工学部 授業形態 演習
学科・科目区分 情報工学科 教職科目対応 情報(高)
科目分野 専門発展 実践的教育対応  ―
配当年次 3年次 学期 後学期
必選区分 選択 単位数 2 単位
担当教員 風間皐希
アクティブラーニング 課題解決型学習、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、ICTの活用、実習
科目の位置づけと目的
DXライブラリー(DirectX9)を使用したゲームプログラムの作成を通じて、プログラミングスキルをより高度なものへと深化させることである。DXライブラリーが提供する2D/3Dグラフィックスや音声再生などの機能とプログラム技術を活用して、実際のゲーム開発に近い経験ができる。具体的にはスプライトを用いたキャラクターの移動やアニメーション、BGM/SEの再生、マップデザイン、シーン管理、当たり判定とダメージ計算、アイテムといったゲームにおける基本的な要素の実装を行う。また,本講義ではアクティブラーニングの一環として、3~4人のチームでの開発課題を取り入れており、ゲームの設計思考、タスク分担、バージョン管理、デバッグ、チームコミュニケーション能力も身につけていくことを目指している。DXライブラリーを活用した中規模ゲームプログラムの開発を通じて、より実践的なプログラミング力の習得を目指す。
授業の進め方
本講義は次の3つのフェーズから構成される。1.DXライブラリーを使用したゲームプログラミングの理論を講義形式で学び、知識を「受け取る」。各回の授業の後半では、その日の内容を即座に「活用」できる簡単な演習課題に取り組み、知識の「定着」を図る。2.学んだ知識の「応用力」と「実践的スキル」を身につけるため、小グループを構成してオリジナルゲームを製作する。ゲーム設計、タスク分担、バージョン管理、デバッグを通じて「理解」を深めるとともに、チームワークとコミュニケーションの能力も養う。3.各グループのゲームに対して中間報告と最終報告を行い、学んだ「知識」を他者に「伝える」ことで理解をさらに深める。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Moodle等で定期的に成果物に対するフィードバックを行う。
履修の条件
言語は異なるが、ゲーム制作実習を履修し、単位取得しておくことを推奨する
C言語が理解できていることが履修の前提条件となる。履修にあたっては、指定されたクラスを受講すること。
教科書
教科書は使用しない
参考書
・ ラトルズ「14歳から始めるC言語わくわくゲームプログラミング教室 Visual Studio 2008編」大槻有一郎
  ISBN:978-4-89977-217-0
・ ラトルズ「15歳から始めるDirectX9 3Dゲームプログラミング教室」 大槻有一郎
  ISBN:978-4-89977-186-9
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
C言語を用いて、自らの構想に基づいて簡単なゲームプログラムを自作できる(h.技術・活用) C言語の基本的な文法を理解し,簡単なゲームプログラムを作成することができる. C言語を用いて、自らの構想に基づいて高度なゲームプログラムを自作することができる
開発環境の使い方を理解できる(h.技術・活用) 開発環境の基本的な使い方を理解し,簡単なプログラムを作成することができる. 開発環境を自力で全て整え、使うことができる
プログラミングにあたって必要な知識を、自力で調査することができる(d.高める力) プログラミングに必要な基本的な知識を,授業で学習した範囲で,自力で調査することができる. プログラミングに必要な最新の知識を,専門的な情報源を用いて自力で調査し,習得することができる.
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力
d:高める力 20 30 20 30
e:伝える力
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用 20 30 20 30
全体の評価割合 20 30 20 30 0 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
ガイダンスとイントロダクション 予習1 C言語の復習 5
環境設定,基礎 予習2 C言語の予習 2
復習2 テストプレイの結果の整理 2
キャラクタ表示 予習3 製作方針の検討に必要な調査 4
復習3 製作方針の見直し 2
五目並べ 予習4 製作に必要な知識の調査 2
復習4 動作確認 1
数独 予習5 製作に必要な知識の調査 2
復習5 動作確認 1
ブロック崩し 予習6 製作に必要な知識の調査 2
復習6 動作確認 1
神経衰弱 予習7 製作に必要な知識の調査 2
復習7 動作確認 1
マインスイーパ 予習8 製作に必要な知識の調査とこれまでの復習 2
復習8 動作確認とこれまでの復習 1
倉庫番 予習9 製作に必要な知識の調査 2
復習9 動作確認 1
10 ネットワークプログラム 予習10 製作に必要な知識の調査 2
復習10 動作確認 1
11 ボンバーマン 予習11 製作に必要な知識の調査 2
復習11 動作確認 1
12 自由課題1 予習12 製作に必要な知識の調査 2
復習12 報告書の作成 1
13 自由課題2 予習13 製作に必要な知識の調査 2
復習13 報告書の作成 1
14 自由課題3 予習14 製作に必要な知識の調査 2
復習14 報告書の作成 1
15 ゲームの製作と最終報告の準備 予習15 最終報告の準備 6
16 最終報告 予習16 最終報告の準備 6
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 2コマ 1313-1室

kazama@info.shonan-it.ac.jp
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