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シラバスコード S-173R05-01 ナンバリング Ib302Tef
科目名 ソフトウェア工学
科目名英文 Software Engineering
学部 工学部 授業形態 実習
学科・科目区分 情報工学科 教職科目対応 情報(高)
科目分野 専門発展 実践的教育対応 実務経験のある教員による科目
配当年次 3年次 学期 後学期
必選区分 選択 単位数 2 単位
担当教員 梅澤克之
アクティブラーニング プロジェクト型学習、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、ICTの活用、実習
科目の位置づけと目的
本授業の目的は、要求分析から実装・テストまでの企業での開発工程を体験することである。
授業の進め方
ソフトウェア開発を工学としてとらえ、ソフトウェア開発全フェーズに対する工学的開発方法論・技法を体験する。具体的には、まず、ソフトウェア開発で用いられる手法(アクティビティ図、ユースケース図、クラス図、シーケンス図、状態遷移図など)を解説する。それらの手法を用いて実際に開発すべき対象(例えば自動販売機)を設定し、チームごとに開発スケジュールを立て、要求分析、システム分析、システム設計、実装、テストの各フェーズを体験する。


なお、本科目は、企業における担当教員(梅澤)の社内システム開発者としての業務経験に基づき、ソフトウェア開発について教授する、実践的教育対応科目である。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
開発工程の各フェーズにおいてグループ毎に成果物のレビューを行う。
履修の条件
「オブジェクト指向プログラミング実習」の単位を取得済みの学生に限る。
オブジェクト指向言語(C++、C#、Java、その他)でプログラムを作成できることが望ましい。(C言語ではクラスが使えないので不可)
教科書
使用しない
参考書
ソフトウェアシステム工学入門
五月女健治他著
共立出版
ISBN978-4-320-12342-7
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
ソフトウェア開発で用いられる手法を理解し、使うことができる(e・f) ソフトウェア開発で用いられる手法を理解できる ソフトウェア開発で用いられる手法を理解し、使うことができる
要求分析を行うことができる(e・f) 要求分析をグループメンバとして行うことができる 要求分析をグループワークで主体的に行うことができる
システム分析を行うことができる(e・f)
システム分析をグループメンバとして行うことができる システム分析をグループワークで主体的に行うことができる
システム設計を行うことができる(e・f) システム設計をグループメンバとして行うことができる システム設計をグループワークで主体的に行うことができる
実装を行うことができる(e・f) 実装をグループメンバとして行うことができる 実装をグループワークで主体的に行うことができる
テストを行うことができる(e・f) テストをグループメンバとして行うことができる テストをグループワークで主体的に行うことができる
自らが立案した開発スケジュールに従って開発を進めることができる(e・f) 自らが開発スケジュールを立案できる 自らが立案した開発スケジュールに従って開発を進めることができる
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力 20 40 40
f:つなげる力 20 40 40
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 40 20 20 0 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
本授業の進め方の解説、グループ分け、開発スケジュールの立案(2回目以降は標準的な進め方であり各グループはこれに従う必要はない) 復習1 スケジュールの再確認 2
要求分析(1):自然言語文書作成
予習2 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習2 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
要求分析(2):アクティビティ図 予習3 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習3 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
要求分析(3):ユースケース図、レビュー 予習4 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習4 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
システム分析(1):ユースケース図、ユースケース記述 予習5 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習5 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
システム分析(2):クラス図、シーケンス図 予習6 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習6 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
システム分析(3):状態遷移図、レビュー 予習7 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習7 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
システム設計(1):画面設計、外部インタフェース設計 予習8 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習8 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
システム設計(2):クラス図、シーケンス図 予習9 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習9 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
10 システム設計(3):結合テスト仕様書、レビュー 予習10 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習10 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
11 実装(1):UI開発 予習11 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習11 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
12 実装(2):内部ロジック開発 予習12 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習12 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
13 実装(3):クラス結合 予習13 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習13 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
14 テスト(1):モジュールテスト
予習14 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習14 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
15 テスト(2):結合テスト、システムテスト 予習15 次週に取り組むことの確認・準備を行うこと 1
復習15 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 3
16 プレゼンテーション 予習16 スケジュールに遅れが生じた場合等授業外に開発を行うこと 2
主担当教員のオフィスアワー
水曜日 1コマ 1号館1412-3室(梅澤研究室)

梅澤:umezawa(at)info.shonan-it.ac.jp「(at)を@に置き換えてください」

(備考)
研究室を訪ねる場合は事前にアポイントメントを取り付けこと。
メールで連絡する際には,大学付与のメールアドレスを用いること。
メールの件名に主題を記載の上,本文には学籍番号と氏名を明示すること。

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