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シラバスコード S-178S02-01 ナンバリング Hz108Teh
科目名 人間環境学実験2
科目名英文 Experiments in Human Environmental Science 2
学部 工学部 授業形態 実験
学科・科目区分 人間環境学科 教職科目対応 工業(高)
科目分野 専門総合 実践的教育対応  ―
配当年次 1年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 加藤忠彦、眞岩宏司、宮坂武寛、池原忠明、野上佳恵、丹羽栄貴、石田開
アクティブラーニング 実験
科目の位置づけと目的
人間環境学の環境科学・スポーツ工学・医療科学の研究に必要な技術を用いて、課題を解決するための実験を行う。それぞれの分野の教員が1~3テーマの実験を行い、それぞれの課題を用意する。実験の原理、手法、データ解析法を説明し、グループまたは個人で実験により課題を解決する。
授業の進め方
本授業では工学で重要な実験を体験して基本的技術を身に付け、データ解析やレポート作成の手法を習得することを目的とする。3班に分かれて実習を行うため、実習内容は授業計画の内容を順番通りではなくローテーションで行うことになる。

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
レポートについては、チェックの時間を設け、レポートの書き方や内容について個別に指導する時間を設ける。
履修の条件
人間環境学科の学生であること。人間環境学実験1を習得していることが望ましい。
1年次履修科目のため前提科目は無い。ただし、この実験は卒業のために単位取得が必須な「必修科目」であることを忘れてはいけない。大学では、実験・演習系の科目も講義と同様に考えないと、単位を取得できない。本気で取り組まないと、理解できなくなるので、十分に注意すること。初回のガイダンスに出席しないと班編制から落ちてしまいます。必ず出席のこと!!
教科書
必要な資料を実験時に配付する。
参考書
必要に応じて実験中に紹介する。
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
報告書の書式について学び、公式文書作成手続きの基礎を習得し、書類作成が行えるようになる。(e) 全ての実験課題のレポートを提出する。 全ての実験課題のレポートを適切な形成・表現
で作成して提出する。
各分野ごとの方法に従って適正にデ-タを取り扱う技術を習得し、様々なデ-タが活用できるようになる。(h) 全ての実験課題でデータを取得できる。 全ての実験課題でデータを取得し、分かりやす
く表現できる。
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力 10 10 80
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用 10 10 80
全体の評価割合 10 0 10 80 0 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
ガイダンス:実習科目における授業の進め方、受講方法について説明。 予習1 シラバスを読んでおく。 1
復習1 ガイダンス内容の復習 1
テーマ1-1:身体の構造・骨・関節<加藤>
骨や関節の役割について学ぶ
予習2 実験の調査を行う。 1
復習2 レポート作成 3
テーマ1-2:関節角度の計測<加藤>
角度計を用いて関節角度を計測する
予習3 実験の調査を行う。 1
復習3 レポート作成 3
テーマ1-3:関節角度の計算<加藤>
ベクトルの計算から関節角度を求める
予習4 実験の調査を行う。 1
復習4 レポート作成 3
テーマ2-1:セラミックス板の作製<丹羽>
秤量・粉混ぜ・圧粉成形・焼成を経て、セラミックス板を作製する
予習5 実験の調査を行う。 1
復習5 レポート作成 3
テーマ2-2:金属材料の電気伝導性<丹羽>
金属板の電気伝導度の温度依存性を測定し、伝導メカニズムを理解する
予習6 実験の調査を行う。 1
復習6 レポート作成 3
テーマ2-3:半導体の電気伝導性<丹羽>
テーマ2-1で作製したセラミックス板に電極を取り付け、電気伝導度の温度依存性を測定する。金属材料との特性の違いを理解する。
予習7 実験の調査を行う。 1
復習7 レポート作成 3
テーマ1・2のレポート指導と提出 予習8 レポート作成 3
復習8 レポートの修正と提出 1
テーマ3-1:拡散と浸透<宮坂>
「拡散と浸透」を理解する実験を行う。
予習9 実験の調査を行う。事前課題(Moodleに提示)を行う。 1
復習9 レポート作成 3
10 テーマ3-2:電気分解<宮坂>
「電気分解」を理解する実験を行う。
予習10 実験の調査を行う。 1
復習10 レポート作成 3
11 テーマ3-3:拡散と浸透・電気分解<宮坂>
「電気分解」と「拡散と浸透」のデータ整理
予習11 実験の調査を行う。 1
復習11 レポート作成 3
12 テーマ4-1:電気回路の計測① 抵抗の測定<石田>
ブレッドボードやテスターなどの基礎的な器具の使い方を学ぶ。
予習12 実験の調査を行う。 1
復習12 レポート作成 3
13 テーマ4-2:電気回路の計測② 直流回路の電流・電圧測定<石田>
簡単な電気回路を作成し、オームの法則やキルヒホッフの法則を理解する。
予習13 実験の調査を行う。 1
復習13 レポート作成 3
14 テーマ4-3:電気回路の計測③ 交流信号の計測<石田>
ファンクションジェネレータとオシロスコープを用いた基本的な交流信号の計測を理解する。
予習14 実験の調査を行う。 1
復習14 レポート作成 3
15 テーマ3・4のレポート指導と提出 予習15 課題を行う。 3
復習15 期日までに課題を提出する。 1
16 全体のまとめ 予習16 全ての実験の振り返り。実験ノートの確認。 1
復習16 まとめの振り返り。 1
主担当教員のオフィスアワー
水曜日 4コマ 9404室

※各実験に関しては、担当教員に問い合わせること。
本科目全体の質問に関しては、加藤まで。
◇E-mail:katot@center.shonan-it.ac.jp

(備考)
メール送信時は、必ず題名、学籍番号、氏名を明記 すること。

備考
必修の実習科目であることから,欠席しないこと。第1週目のガイダンスに必ず出席のこと。 決められた期限までにレポートを必ず提出すること。履修者の理解や、実験環境などにより実験テ ーマを変更することがある。 場合によって、人間環境学実験2の内容と入れ替わることがあるので、ガイダンスで確認すること。
全ての実験で指定の成果物(レポートなど)を提出しないと、成績評価の対象外となる。
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