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シラバスコード S-B230A01-07 ナンバリング Aw101Taf
科目名 共通基盤ワークショップ1A ~中小企業について考えてみよう~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 1A
学部 情報学部 授業形態 実習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤基礎 実践的教育対応  ―
配当年次 1年次 学期区分 前学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 田口英明
アクティブラーニング 課題解決型学習、プロジェクト型学習、双方向授業、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション
授業の目的と進め方
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って、必要な情報を集め、話し合いを進め、意見をまとめ、文章や言葉で伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ、伸ばすことを目的とする。
基盤WS1では、主に 「受け取る力」 「つなげる力」 の向上を意識した授業を展開し、その達成度の評価を行う。なお、基盤WS1Aは、「自己・他者理解/自己規律」 「意欲」 「人間関係形成」 をキーワードとして授業設計がなされている。
また、本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

 本科目は、大きな転換点の渦中にある日本経済のなかにある中小企業に関する調査を通じて、その課題・問題点・重要性・将来性について調べ、それをメンバーで共有することを目的とする。そして、そこから働くこととはなにか、組織を運営することとはなにか、という問題への関心を皆で深めていきたいと思っている。
 コースの前半から中盤にかけては、日本経済を支えるアクティヴな存在としての中小企業の特徴や多様性について理解を深め、後半ではそれを踏まえて「実際に企業、組織、団体を運営するとはどのようなことか」という実践的な内容を展開する予定である。

【進め方】
① 担当教員が予習課題を提示し、受講者は各自インターネットや配布する参考資料をもとに調査をし、それをレポートにまとめて授業前までにMoodleで提出する。
② 授業開始時にコメント返却されたレポートをうけとり、グループワークを行う。グループは1グループ4~6人で、授業4回でグループを入れ替える。
③ グループワークではまずグループディスカッションを行い、それぞれの予習内容をグループ全体で共有する。その後、他のグループと意見の交換を行う(これをワールドカフェといいます)。授業の最後に、各グループのまとめを行い、その内容を全体に発表する。
④ ディベート形式(6回目)、ポスターを用いたプレゼンテーション(8回目)、スライドを用いたプレゼンテーション(12/15回目)を大きな目玉する。
 
なお、授業ではオンラインホワイトボード(Jamboard)やスライドを授業で使用する。ノートパソコンやタブレットを使用できる学生は、ぜひ持参してきてもらいたい。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
課題は毎週のようにあるが意欲的に取り組んでほしい。課題にはコメントを付して返却する。
履修の条件
本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
教科書
使用しない。毎回参考資料を配布する。
参考書
授業内で紹介することもあるが、毎回参考資料を配布する予定である。
到達目標
情報を集め、考え、判断し、まとめることができる (受け取る力)
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (つなげる力)
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (伝える力)
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (進める力)
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (深める力)
他者との議論を通じて自らを振り返り改善することができる (高める力)
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 20 20 20 20 20
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力 20 20 20 20 20
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 20 20 0 20
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
ガイダンス
アイスブレイクと自己紹介
授業の進め方の説明
中小企業に関するアンケート
復習1 授業の振り返り 1
中小企業に対するイメージを共有しよう 予習2 中小企業に対するイメージを自分なりに調査し、まとめる 1
復習2 授業の振り返り 1
大企業と中小企業の比較をしてみよう 予習3 大企業と中小企業の比較調査 1
復習3 授業の振り返り 1
日本経済・社会を取り巻く現在の問題を考えてみよう 予習4 日本経済・社会の現状問題についての調査 1
復習4 授業の振り返り 1
日本経済・社会のなかでの中小企業の役割を考え見よう 予習5 中小企業の現状とその役割についての調査 1
復習5 授業の振り返り 1
製造業の海外進出についてのディベート 予習6 中小製造業者に関する調査 1
復習6 授業の振り返り 1
グローバルニッチトップ企業について 予習7 グローバルニッチトップ企業に関する調査 1
復習7 授業の振り返り 1
ニッチな企業についてのポスタープレゼン 予習8 ポスターの準備 1
復習8 授業の振り返り 1
中小小売業、商店街と地域経済
予習9 中小小売業者や商店街に関する調査の継続 1
復習9 授業の振り返り 1
10 中間報告としてスライド制作 予習10 スライド制作にかかわる調査 1
復習10 授業の振り返り 1
11 中間報告としてのスライド制作 予習11 報告準備 1
復習11 授業の振り返り 1
12 街おこし、理想の街についてのプレゼンテーション 予習12 報告準備 1
復習12 プレゼンテーションの振り返り 1
13 プレゼンテーションの振り返り 予習13 プレゼンテーションの改善案をまとめる 1
復習13 授業の振り返り 1
14 最終プレゼンテーションのスライド制作 予習14 スライド制作に関わる調査 2
復習14 授業の振り返り 1
15 最終プレゼンテーション(他のワークショップと合同) 予習15 報告準備 2
復習15 授業の振り返り 1
16 授業全体の振り返りと個別面談 予習16 授業全体の振り返りレポートの作成 2
復習16 授業の振り返り 1
主担当教員のオフィスアワー
火曜日 4コマ 4号館4227室(田口研究室)

taguchi@la.shonan-it.ac.jp

備考
明るい雰囲気で、ともに学びを深めていきましょう。積極的な取り組みを期待しています。
なお、授業ではオンラインホワイトボード(Jamboard)やスライドを授業で使用する。ノートパソコンやタブレットを使用できる学生は、ぜひ持参してください。
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