共通基盤ワークショップ（基盤WS）は、各テーマに沿って必要な情報を集め、話し合いを通じて意見をまとめ、それらを文章や言葉、プレゼン資料などで伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「６つの汎用的能力」を身につけ伸ばすことを目的とする。

基盤WS2では、主に「伝える力」「進める力」の向上を意識した授業を展開し、それらの達成度を評価する。ただし、共通指標の「６つの汎用的能力」は、相互作用の効果もあることを念頭に、複数要素を含んだ評価となる。
なお基盤WS2Aは、「課題発見力、解決力」「行動計画力、遂行力」「論理的思考力」などをキーワードとして授業設計がなされ、各クラスは「〇〇プロジェクト」という名称になっている。

本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブ・ラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

本テーマでは、「数学発見」プロジェクトを遂行する。数学を題材として，自由に発想することの楽しさを再認識するとともに，自らのアイデアを他者と分かち合う作業を通じて，協働的思考力を修得する。従って，この授業では計算練習をすることや公式の暗記を行なうことよりも，自ら深く考えることと，その考えを他者と分かち合うことが重要である。

第１部では，数学ソフトウェアの使い方を修得し，自主的に見出した課題を数学ソフトウェアを用いて解決し，その手順を共有する。第２部では数学パズルや工学的に応用される数学を題材として，新たな課題や問題に挑戦し，その成果を発表する。

〇キーワード：発想力、論理的思考力、協働力

「課題」は“ワークシート（紙ベース）”、あるいは“Moodle”での電子媒体、何れかにて提示される。
フィードバックは提出物に対するコメント付記という形で行われ、それらの返却資料はすべて保管しておく（学修ポートフォリオの一部）ことをルールとする。

本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。

指定しない。必要に応じてプリント類を配布する。

必要に応じて紹介する。