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シラバスコード S-B230B01-10 ナンバリング Aw201Tce
科目名 共通基盤ワークショップ2A ~新しい数学教科書を提案するプロジェクト~
科目名英文 Interdepartmental Basic Skills Workshop 2A
学部 情報学部 授業形態 演習
学科・科目区分 共通基盤科目 教職科目対応  ―
科目分野 基盤発展 実践的教育対応  ―
配当年次 2年次 学期区分 前学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 松田直祐
アクティブラーニング 課題解決型学習、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション、振り返り学習
授業の目的と進め方
共通基盤ワークショップ(基盤WS)は、各テーマに沿って必要な情報を集め、話し合いを通じて意見をまとめ、それらを文章や言葉、プレゼン資料などで伝える、というプロセスを繰り返すことで、ディプロマポリシーの共通指標にある「6つの汎用的能力」を身につけ伸ばすことを目的とする。

基盤WS2では、主に「伝える力」「進める力」の向上を意識した授業を展開し、それらの達成度を評価する。ただし、共通指標の「6つの汎用的能力」は、相互作用の効果もあることを念頭に、複数要素を含んだ評価となる。
なお基盤WS2Aは、「課題発見力、解決力」「行動計画力、遂行力」「論理的思考力」などをキーワードとして授業設計がなされ、各クラスは「〇〇プロジェクト」という名称になっている。

本科目はグループワークを基本とする 「完全アクティブ・ラーニング形式」 である。複数メンバーにおける学び合いで進められるので、欠席や遅刻はクラスの一員として好ましくない行為であることに留意してほしい。

本テーマは、「新しい中学・高校数学の新しい教科書を提案する」プロジェクトを遂行する。
中学校や高校の数学の授業や教科書内で,自身がわかりにくかった・足りないと感じた箇所をチーム内で議論し,その点を改善した授業・教材の提案を行う。前半5回で,問題提起や改善案などをチーム内で議論し,まとめを全体で発表する。後半の10回で,実際に教科書を作成する。

〇キーワード: 数学教育,中学数学,高校数学,数学教育教材
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
毎回の活動の内容に関する振り返りをMooldeに提出し、Moodle上でコメントをフィードバックします。
履修の条件
本科目は必修科目である。授業の趣旨を理解の上、無遅刻・無欠席を原則として、積極的な授業参加が期待されている。
教科書
特になし。
参考書
必要に応じて紹介する。
到達目標
情報を集め,考え,判断し,まとめることができる (受け取る力)
集団の中で自らの役割を果たし貢献することができる (つなげる力)
情報や自分の考えを言葉や文章で他者に伝えることができる (伝える力)
その時々でなすべきことに主体的に取り組むことができる (進める力)
課題の解決手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる (深める力)
他者との議論を通じて自らを振り返り、改善することができる (高める力)
プロジェクトに対して、計画力・実行力・修正力・継続力をもって取り組み、その成果を適切な方法で表現することができる
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学習の
振り返り
共通指標 a:受け取る力
b:深める力
c:進める力 20 30 10 40
d:高める力
e:伝える力 20 30 10 40
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 30 10 40 0 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
全体ガイダンス 復習1 テーマ内容の確認 1
課題説明・自己紹介・チームビルディング,テーマ設定 復習2 テーマ内容の確認 1
教科書の問題点についての議論(1) 予習3 テーマ内容に関しての個別調査 2
教科書の問題点についての議論(2) 予習4 テーマ内容に関しての個別調査 2
教科書の問題点についての議論(3) 予習5 テーマ内容に関しての個別調査 2
中間発表の準備 予習6 テーマ内容に関しての個別調査 2
中間発表 予習7 発表の準備 2
情報収集(1) 予習8 テーマ内容に関しての個別調査 2
情報収集(2) 予習9 テーマ内容に関しての個別調査 2
10 情報収集(3) 予習10 テーマ内容に関しての個別調査 2
11 教科書の作成(1) 予習11 テーマ内容に関しての個別調査 2
12 教科書の作成(2) 予習12 テーマ内容に関しての個別調査 2
13 教科書の作成(3) 予習13 テーマ内容に関しての個別調査 2
14 教科書の作成(4) 予習14 テーマ内容に関しての個別調査 2
15 発表会の準備 予習15 テーマ内容に関しての個別調査 2
16 発表会 予習16 発表会の準備 2
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 2コマ 1405室(松田研究室)

電子メールでも質問を受け付けます:
naosuke@info.shonan-it.ac.jp

(備考)
上記時間以外に質問に来られる場合は,事前にメールで連絡をください。

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