戻る
シラバスコード S-B231L09-01 ナンバリング Iz202Iab
科目名 情報倫理
科目名英文 Ethics of Information Technology
学部 情報学部 授業形態 講義(メディア授業)
学科・科目区分 情報学科 教職科目対応 情報(高)
科目分野 専門基礎 実践的教育対応 実務経験のある教員による科目
配当年次 2年次 学期 後学期
必選区分 必修 単位数 2 単位
担当教員 梅澤克之、鎌塚明
アクティブラーニング ICTの活用
科目の位置づけと目的
本科目はディプロマポリシーに記載の自然科学と人文・社会科学に関する幅広い基礎素養を身につけ,様々な課題に対して思考し判断することを目指す科目である.本講義では,インターネットを中心とした情報の利用に関する倫理的な側面と法整備,及び技術的な対策の基礎について解説し,自ら判断して情報化社会に参画する姿勢を身につける.また,情報化社会において,日常的に配慮,注意するべき事柄として,スマートフォンのセキュリティ,SNS等の諸問題,パスワード,個人情報保護,著作権,詐欺,身近なツールのセキュリティ等に関して,具体例を挙げながら解説し,情報通信機器を利用する際,留意するべき事柄や起こりうる危険への初歩的な対処法を学ぶ.また,最先端の攻撃に関しても,自動車への攻撃や原子力発電所への攻撃等についても解説する.
授業の進め方
本講義では,メディア授業(オンデマンド型)で授業を進める。前半8週間では、ネットワークを中心とした情報の利用に関する倫理的な側面と法整備,および技術的な対策の基礎について学び,自ら判断して情報化社会に参画する姿勢を身に付ける。後半8週間では、近年発展が目覚ましい人工知能(AI)に関する倫理的側面、公平性、プライバシ保護、AIの負の側面などについて学習する。

なお,本科目は,企業における担当教員(梅澤)の企業内におけるセキュリティ研究者としての業務経験に基づき,情報倫理の基礎
について教授する,実践的教育対応科目である.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Moodleで毎週課題を出題する.提出された課題は、採点を行い次々週までにMoodleで返却する.
履修の条件
パソコンの操作にある程度慣れていることが望ましい.
教科書
適宜教材を配布する。 
参考書
「インターネットの光と影」情報教育学研究会・情報倫理教育研究グループ 編 北大路書房 ISBN: 978-4762821912
「インターネット事件と犯罪をめぐる法律」インターネット弁護士協議会 編 オーム社 ISBN: 978-4274063831
「データサイエンス入門 教養としてのデータサイエンス」,北川 源四郎,竹村 彰通 (編),講談社,2021,ISBN:978-4-06-523809-7
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
情報化社会において,日常的に配慮するべき事
柄を知る(a)
情報化社会において,日常的に配慮するべき事
柄を知ることができる
情報化社会において,日常的に配慮するべき事
柄を知った上で活用できる
情報化社会において,日常的に注意するべき事
柄を知る(a)
情報化社会において,日常的に注意するべき事
柄を知ることができる
情報化社会において,日常的に注意するべき事
柄を知った上で活用できる
情報通信機器を利用する際,留意するべき事柄
を知る(a)
情報通信機器を利用する際,留意するべき事柄
を知ることができる
情報通信機器を利用する際,留意するべき事柄
を知った上で活用できる
情報通信機器を利用する際などに起こりうる危
険への初歩的な対処を身に付ける(a・b)
情報通信機器を利用する際などに起こりうる危
険への初歩的な対処を知ることができる
情報通信機器を利用する際などに起こりうる危
険への初歩的な対処を知った上で活用できる
人工知能(AI)に関する倫理的側面、公平性、
プライバシ保護、AIの負の側面を理解する(a
・b)
人工知能(AI)に関する倫理的側面、公平性、
プライバシ保護、AIの負の側面を知ることがで
きる
人工知能(AI)に関する倫理的側面、公平性、
プライバシ保護、AIの負の側面を知った上で活
用できる
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 40 30 30
b:深める力 20 50 30
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解
h:技術・活用
全体の評価割合 20 25 25 0 30 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
スマートフォンのセキュリティ、SNS・ツイッター問題 予習1 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習1 授業で学修した内容の理解を深める 2
個人情報保護、パスワード 予習2 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習2 授業で学修した内容の理解を深める 2
詐欺、著作権 予習3 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習3 授業で学修した内容の理解を深める 2
身近なツールのセキュリティ(メール、LINE、X) 予習4 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習4 授業で学修した内容の理解を深める 2
サイバー攻撃の事例紹介1
予習5 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習5 授業で学修した内容の理解を深める 2
サイバー攻撃の事例紹介2 予習6 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習6 授業で学修した内容の理解を深める 2
評価試験
予習7 これまでの内容が身についているかどうかを確認する 2
復習7 これまでの内容の復習 2
まとめ 復習8 これまでの内容の復習 2
AIの倫理 (ELSI) 予習9 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習9 授業で学修した内容の理解を深める 2
10 AIの説明可能性,透明性,トラスト 予習10 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習10 授業で学修した内容の理解を深める 2
11 AIと公平性(フェアネス) 予習11 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習11 授業で学修した内容の理解を深める 2
12 AIとプライバシ保護 予習12 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習12 授業で学修した内容の理解を深める 2
13 AI活用における負の事例紹介1 予習13 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習13 授業で学修した内容の理解を深める 2
14 AI活用における負の事例紹介2 予習14 事前配布資料を自分なりに理解してくる 2
復習14 授業で学修した内容の理解を深める 2
15 評価試験 予習15 これまでの内容が身についているかどうかを確認する 2
復習15 これまでの内容の復習 2
16 まとめ 復習16 これまでの内容の復習 2
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 2コマ 1号館1412-3室

梅澤克之
メールアドレス:umezawa(at)info.shonan-it.ac.jp「(at)を@に置き換えてください」

(備考)
メールで連絡する際には,大学付与のメールアドレスを用いること.メールの件名に主題を記載の上,本文には学籍番号と氏名を明示すること.

担当教員のオフィスアワー
木曜日 5コマ 1号館1414-3室

鎌塚明
メールアドレス:kamatsuka(at)info.shonan-it.ac.jp「(at)を@に置き換えてください」

(備考)
メールで連絡する際には,大学付与のメールアドレスを用いること.メールの件名に主題を記載の上,本文には学籍番号と氏名を明示すること.

シラバス検索トップ