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シラバスコード S-B231Q06-01 ナンバリング Ic201Iag
科目名 デザイン思考
科目名英文 Design Thinking
学部 情報学部 授業形態 講義(メディア授業)
学科・科目区分 情報学科 教職科目対応  ―
科目分野 インフォメーションサイエンス 実践的教育対応  ―
配当年次 2年次 学期 前学期
必選区分 選択必修 単位数 2 単位
担当教員 山添崇
アクティブラーニング 振り返り学習、ICTの活用
科目の位置づけと目的
 本科目はディプロマポリシーに記載の自然科学と人文・社会科学に関する幅広い基礎素養を身につけ、様々な課題に対して思考し判断することができることを目指す科目である。
 情報技術分野において,ユーザのニーズに応えた製品開発,あるいは新しいアイディアやコンセプトに基づいたサービス等を創出するアプローチである「デザイン思考」を講義する.本アプローチを知ることで,人々の日常生活や社会をより良く改善していくものづくりを学ぶ.
授業の進め方
講義では,デザイン思考のプロセスの説明し,具体的な実践方法を学ぶ.デザイン思考に基づいて開発された実際のサービスや製品の例を紹介する.さらに,チームで特定の問題を解決するアクティビティを実施する.授業の進行に応じて,チームでの実践を繰り返していくことでデザイン思考を身につけていく.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
試験およびレポートの成績通知及び解答の解説によるフィードバックを実施
履修の条件
履修人数に制限をかける場合あり.
教科書
適宜資料を配布する
参考書
適宜資料を配布する
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
デザイン思考の基本的な考え方を理解する(a・g) デザイン思考の基本的理念を説明できる デザイン思考の各種概念を全て説明できる
デザイン思考のプロセスを理解する(a・g) デザイン思考の基本的なプロセスを全て説明できる デザイン思考のプロセスを正しい順番で構築できる
デザイン思考の実践方法の基本を習得する(a・g) デザイン思考に基づき課題を設定できる デザイン思考に基づき課題解決策を構築できる
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 10 10 70 10
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解 10 10 70 10
h:技術・活用
全体の評価割合 10 0 10 0 70 10
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
オリエンテーション 予習1 パソコン・タブレットの準備 1
復習1 授業の進め方を理解する 1
デザインとは?:設計・意匠・構図 予習2 好きなデザイン事例の情報を集める 1
復習2 デザイナーが示すデザインの意味を読み取る 1
課題設定:問題の見つけ方・探し方
予習3 気になった、使いやすさ・社会問題・サービスの情報を調べる 1
復習3 気になった、使いやすさ・社会問題・サービスから取り上げている課題設定を読み取る 1
美とデザイン 予習4 美しい・カッコいい・綺麗なデザインを集める 1
復習4 人間の美的感覚とその根源を理解する 1
人間とデザイン 予習5 人間工学について調べる 1
復習5 人間工学について理解する 2
情報とデザイン 予習6 情報と通信技術について調べる 1
復習6 情報の本質的な意味を理解する 2
ソリューションの考案:基本的な解決策の導き方 予習7 ソリューション事例を調べる 2
復習7 課題へのアプローチ方法を復習する 3
ソリューションの考案:直感・閃き・思考の表現 予習8 直感・閃き・思考を表現する 2
復習8 直感・閃き・思考を具体化する方法を復習する 3
ソリューションの考案:アイデアの共有・広め方 予習9 直感・閃き・思考のアイデアを文章・描画で説明する 2
復習9 アイデアの共有・広め方を復習する 2
10 ソリューションの考案:美しさとわかりやすさの表現 予習10 美しいデザイン事例とわかりやすいデザイン事例を収集する 2
復習10 美しいデザイン事例とわかりやすいデザインを復習する 2
11 ソリューションの考案:デザインとメカニズム 予習11 ソリューションとして論理的・物理的に動作するメカニズムをスライドにまとめる 2
復習11 論理的・物理的に動作するメカニズムの考案方法を復習する 2
12 デザインの可視化・具体化:デザインをカタチにする 予習12 デザインの意図に応じて美しさとわかりやすさのバランスを考えたデザインを考案する 2
復習12 意図と美しさ、わかりやすさのバランスを再考する 2
13 デザインの可視化・具体化:デザインの動作・機能の検証とフィードバック 予習13 使いにくい製品・サービスの事例を収集し使いにくい製品・サービスの事例の改善策のスライドを作成する 2
復習13 改善策と動作原理の抱える矛盾点の解消方法を考える 2
14 デザインの可視化・具体化:ソリューション・メカニズムの修正 予習14 改善策と動作原理の抱える矛盾点から解決策を導く・ソリューションの目的を変更する 2
復習14 理論・技術から根本的な改善策と目標との乖離を再考する 2
15 期末試験(筆記) 予習15 授業全ての内容を復習する 7
16 予習16
主担当教員のオフィスアワー
月曜日 3コマ 研究室(4号館2階4220室)にて

電子メールによる連絡: yamazoe(at)info.shonan-it.ac.jp
「(at)を@に置き換えてください」

(備考)
メールで連絡する際には,大学付与のメールアドレスを用いること.メールの件名に主題を記載の上,本文には学籍番号と氏名を明示すること.

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