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シラバスコード S-B231Q14-01 ナンバリング Ic209Iag
科目名 教育情報工学
科目名英文 Educational Information Engineering
学部 情報学部 授業形態 講義(メディア授業)
学科・科目区分 情報学科 教職科目対応 情報(高)
科目分野 インフォメーションサイエンス 実践的教育対応 実務経験のある教員による科目
配当年次 2年次 学期 後学期
必選区分 選択必修 単位数 2 単位
担当教員 梅澤克之
アクティブラーニング ICTの活用
科目の位置づけと目的
本科目はディプロマポリシーに記載の自然科学と人文・社会科学に関する幅広い基礎素養を身につけ,様々な課題に対して思考し判断することができることを目指す科目である.教育工学には,様々な定義が存在するが,本講義では,「学習を支援する道具の開発と,その道具の使用技術の開発をする学問」ととらえる.特に教育情報工学というように「情報=ICT」を活用した教育(EdTech:エドテック)の方法及びその効果を探求する.各種デジタル教材・学習支援システムを実際に使用し,体験した上で,学習支援の原理や学習効果,改善・改良点などを考察する.どのように情報システムやデジタルメディアを教育・学習支援に応用すればよいのかを考えることができる能力を身につけることを目標とする.
授業の進め方
本授業はメディア授業(オンデマンド型)である。まず、EdTechとは何かを解説する。その後、関連するオンラインシステムなどの体験を通して理解を深め、既存のシステムやサービスの改善点などを検討する。さらに教育工学に関連するいままでの研究成果の紹介を行う。なお体験と研究紹介は関連する内容ごとにグループ化して交互に行う。


なお、本科目は、企業における担当教員(梅澤)の社内システム開発者としての業務経験に基づき、教育システムおよび教育工学について教授する実践的教育対応科目である。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
毎週Moodleなどで課題を提出する.提出された課題は採点を行い次々週までにMoodleで返却する.
履修の条件
特になし
教科書
適宜教材を配布する。
参考書
EdTech,山田浩司著,幻冬舎,ISBN978-4-344-92606-6
到達目標
身に付ける力と対応する指標 単位修得に必要なレベル 目指すべきレベル
エドテック(EdTech)の概要を理解する(a・g) エドテック(EdTech)の概要を理解できる エドテック(EdTech)の概要を自身の経験に基づき理解できる
エドテック(EdTech)によってもたらされる教育の変化を理解する(a・g) エドテック(EdTech)によってもたらされる教育の変化を理解できる エドテック(EdTech)によってもたらされる教育の変化を自身の経験に基づき理解できる
様々なエドテック(EdTech)関連サービスを利用し、教育効果の改善を体験する(a・g) 様々なエドテック(EdTech)関連サービスを利用・体験できる 様々なエドテック(EdTech)関連サービスを利用し、教育効果の改善を提案できる
体験したエドテック(EdTech)関連サービスについて気づきや改善点などを考察する(a・g) 体験したエドテック(EdTech)関連サービスについて気づきを指摘できる 体験したエドテック(EdTech)関連サービスについて改善点などを提案できる
エドテック(EdTech)に関連した研究について内容を理解し考察する(a・g) エドテック(EdTech)に関連した研究について内容を理解できる エドテック(EdTech)に関連した研究について内容を理解、その研究の課題を指摘・改善できる
指標と評価割合
  評価方法
受講態度 授業中の
活動
予習・復習 成果物・
発表
試験 学修の
振り返り
共通指標 a:受け取る力 40 30 20 10
b:深める力
c:進める力
d:高める力
e:伝える力
f:つなげる力
固有指標 g:知識・理解 10 40 50
h:技術・活用
全体の評価割合 20 20 30 0 30 0
授業計画
回数 学修内容 予習・復習内容 時間
ガイダンス 復習1 ガイダンスで説明した内容の理解を深める 2
解  説:EdTechとは (オンライン学習と対面学習) 予習2 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習2 授業で学修した内容の理解を深める 2
研究紹介:電子教材 予習3 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習3 授業で学修した内容の疑問点・解決案を検討する 2
体  験:MOOCs体験 予習4 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習4 体験を通じて疑問点・解決案を検討する 2
研究紹介:反転授業 予習5 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習5 授業で学修した内容の疑問点・解決案を検討する 2
体  験:TechFUL,Paiza体験 予習6 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習6 体験を通じて疑問点・解決案を検討する 2
研究紹介:学習過程の分析(文法エラー、論理エラー) 予習7 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習7 授業で学修した内容の疑問点・解決案を検討する 2
研究紹介:学習過程の分析(生体情報の活用、ケアレスミス) 予習8 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習8 授業で学修した内容の疑問点・解決案を検討する 2
研究紹介:ビジュアル言語とテキスト言語(アンケート、効果評価) 予習9 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習9 授業で学修した内容の疑問点・解決案を検討する 2
10 研究紹介:ビジュアル言語とテキスト言語(回帰分析、実授業評価) 予習10 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習10 授業で学修した内容の疑問点・解決案を検討する 2
11 体  験:ChatGPT体験1(一般) 予習11 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習11 体験を通じて疑問点・解決案を検討する 2
12 体  験:ChatGPT体験2(プログラミング) 予習12 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習12 体験を通じて疑問点・解決案を検討する 2
13 研究紹介:個別最適化学習システム(マルチモーダル生体分析) 予習13 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習13 授業で学修した内容の疑問点・解決案を検討する 2
14 研究紹介:個別最適化学習システム(英語とプログラミング言語) 予習14 事前配布資料を自分なりに理解してくること。 2
復習14 授業で学修した内容の疑問点・解決案を検討する 2
15 評価テスト 予習15 これまでの内容が身についているかどうかを確認する 2
復習15 これまでの内容の復習 2
16 まとめ 復習16 これまでの内容の復習 2
主担当教員のオフィスアワー
金曜日 2コマ 1号館1412-3室(梅澤研究室)

umezawa(at)info.shonan-it.ac.jp「(at)を@に置き換えてください」

(備考)
研究室を訪ねる場合は事前にアポイントメントを取り付けこと。
メールで連絡する際には,大学付与のメールアドレスを用いること。
メールの件名に主題を記載の上,本文には学籍番号と氏名を明示すること。

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